7月10日(土)練習
練習内容
30分のウォーミングアップの後、15時から練習が開始された。
練習の目的は、第1回、第2回練習会と同様、「個人技術・個人戦術の強化」。
また、二日間を通じた練習でのキーワードは、「相手を見る・相手に興味を持つ」である。
(1) フィジカルトレーニング
・新規メンバー:50m、1000m測定
・既存メンバー:フィードバックに応じた個人の課題に基づきトレーニング
新規メンバーには既存メンバーに課したものと同じ内容の測定、既存メンバーには個別に馬渕博行トレーナー(以下、TR)・早川亜希サポートトレーナー(以下、STR)が見て回り、フィジカル面での弱点を補うトレーニングを行なった。
フィジカルトレーニングの後、15分間ゴーリーアップと各自準備する時間が与えられた。選手達は自主的に2ヶ所に分かれ、ゴール前でのクイックパス練習を行ない、全員で円陣を組んで「ニッポン!!」コールで気合いを入れた。
“チーム”として、良い雰囲気で練習に入って行った。
(2) 1対1
2人組になり、主にディフェンス練習。
対外国人を意識して、自分が一番力が安定するポジション=パワーポジションを保つことと、オフェンスが抜きにかかってくる際に一番力を入れているポイントを覚え、確実に押えるという地味な練習をひたすら繰り返す。
クロスに頼らず“ポイント(=点)”をつかむために、最初は短いスティックを使用して練習する。オフェンスの抜きの体勢・入り方によって、“ポイント”は刻々と変化するので、そのときどきで相手の一番力が入っている“ポイント”を押えることが重要である。
パワーポジションとは、両足の間隔は肩幅位、膝とつま先は同じ向きを保ち、前に伸ばした腕の肘の角度は約120度をキープした状態を言う。
(オフェンス:上井華奈選手 ディフェンス:三浦朝選手)
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(3) 3対3
主にオフェンスのNBC(ノンボールキャリア=非ボール保持者)の動きの練習。
(4) シュート練習
2組に分かれ、フリーメニューでシュート練習を行なった。
ゴーリーに近いシュートを素直に撃たず、フェイクをかけたり、タイミングをずらして撃つことを意識していた。
練習終了は18時。クーリングダウンと着替えを済ませ、バスで宿舎へ向かった。
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