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 Women's Japan Lacrosse National Squad

活動レポート
 
2004年7月10日(土)・11日(日)  第3回練習会  於:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
 

7月10日(土)練習

 そして、迎えた第3回目の練習会。

 選手が集まるにつれ、今までとはまた少し違う雰囲気が作られていることがわかる。

 それもそのはず、今回、召集選手の約半数が入れ替わり、その大半が21歳以下の若い選手達だ。21歳以下日本代表と、ユース選抜から、新たにフル代表として期待出来そうな選手達が追加され、チームの平均年齢も、雰囲気も、かなり若返ったように感じた。

 昨年、19歳以下とは言え、世界大会を経験し、5位という成績を修めて来た選手、6月に21歳以下日本代表としてオーストラリア遠征で世界を体感してきた選手、荒削りではあるが吸収力は人一倍であろうユース選抜の選手。
  彼女達と、既存の選手達がどのような刺激を与え合って行くのか、非常に楽しみである。

 13時より、まずはミーティングからスタートした。

 今回は初の合宿形式の練習会となる。そのため、藤井あけみゼネラルマネージャー(以下、GM)からは、
  「“なぜ”合宿形式なのか?」
  という問いかけが最初にあった。

 その答えは、すぐに高田静江ヘッドコーチ(以下、HC)が、“非言語コミュニケーション”というカタチで示してみせた。

 選手・スタッフ全員参加でイスを円陣に並べ、1分以内に互いの誕生日を教え合って誕生日順に座る、というものだが、互いの誕生日を教え合う際に言葉を使わずに身振り手振りだけで伝えなければならない。タイムアップの時点でイスに座り、自己紹介を兼ねて順番に誕生日を言って行ったが、7月の隣に11月が座っていたり、右回りに並んだ人達と左回りだと思っていた人達がいたりして「誕生日順に並ぶ」という単純なことでも、正確に理解し伝え合う事の難しさを実感させられた。

 つまり、合宿形式という濃い時間を利用し、
  「コミュニケーションをしっかり取り、選手間でのコーチングを活発にすることにより、“チーム”としての団結とレベルアップを図る」。
  これが、今回の練習会を合宿形式にした“なぜ”の目的だ。

 次にコーチ陣から今回の練習内容と、これまでの練習会でやった練習内容の説明があった。既存の選手達に積極的に説明させ、復習の意味合いも兼ねていた。

 最後に、村尾英里マネージャー(以下、MG)より、“Safety Guard”の説明があった。
  二日間で4回の練習、そして例年にない猛暑を考慮して、体調・身の回りの管理をしっかりするよう選手達に促した。

 

Report & Photo by 女子日本代表サポートマネージャー・橋本薫

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