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2004年7月10日（土）・11日（日） 第3回練習会 於：東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場 その前に、1ヶ月ほど遡って話を始めたい。
6月6日、東京・江戸川区陸上競技場にて行なわれた、米・西海岸大学選抜チームとの国際親善試合。
実質、2005年世界大会に向けた女子日本代表のお披露目ともなる大会だった。
雨の中、両者に声援を送って下さった観客の皆さんは、女子日本代表の戦いぶりと試合の結果をどのように捉えられただろうか？
「個人技術と個人戦術で圧倒的に勝つ」という目標を揚げて臨んだ試合だった。
もちろん、いいプレーもあったし、5月からの練習で積み重ねたものを出すことが出来た場面も見られた。しかし全体的に見て、同点という結果も、その内容も、現時点で満足できるラインからは遠いものだった。試合直後、バックスタンド下のミーティングルームで行なわれたチームミーティングは、かなり厳しく、重い内容となった。
変わらなければいけないとわかっても、進化したいと願っても、そのために何をすればいいのか？
迷いのある表情で帰っていく選手が多かった。世界で4位になるという大会目標に対して、早くも大きな壁が立ちはだかったように思えた。しかし、その壁も、日本が強くなる為に必要なものだ。何らかの形で乗り越えて行かなくてはならない。
