Go To TOP PAGEInternational Lacrosse Friendship Games 2004

 第16回ラクロス国際親善試合

  大会レポート

日時:2004年6月6日(日) 14:30試合開始
場所:東京・江戸川区陸上競技場

男子:米・プリンストン大学 vs 日本代表

プリンストン大学vs日本代表プリンストン大学vs日本代表

<ゲームレポート>

 そして、第4クォーターを迎える。

 日本代表は、プリンストンのシュートをセーブしクリアするが、すぐにボールを奪われ反撃にあう。パスを回しチャンスを窺うプリンストン。#14 AT Ryan Boyleのパスをゴール真正面の#16 MF Jim O'Brineが受け取り、振り向きざまにゴールに突き刺した。
  さらに3分後には#8 MF Mike Gaudioのミドルシュートが決まる。

 しかしこの後、日本代表の猛反撃が始まる。フェイスオフを制した#18 MF 菅井毅がゴールに一気に駆け込み、ディフェンスに転ばされながらも放ったシュートが久しぶりにプリンストンのゴールネットに突き刺さった。
  さらに次のフェイスオフも制し、#10 AT 鈴村芳朗が1対1でディフェンスを背負ったまま右から走りこみシュートを決めた。
  次のフェイスオフはプリンストンが奪う。激しく、速く攻めてくるが守り切りクリアする。そして#8 MF 門田雅之がゴール左上で華麗なダッジを見せミドルシュートを放ち、さらに一点を奪い返す。この後もプリンストンのクリアをインターセプトし、ゴールを狙うがこれは惜しくもサイドネットへ。このまま流れを引き寄せてプリンストンを追いかける日本代表は、#30 DF 畠山昂太がハーフラインを越え走り込み、豪快なバウンドシュートで得点をもぎ取った。

 しかし、ここからプリンストンが息を吹き返す。クリアも時間をかけ慎重にボールを運ぶ。大きくパスを回しゴールを狙ってくる。しかし、立て続けにシュートを外し、この日初めてとなるタイムアウトを取り、体制を立て直しにかかる。

 対する、日本代表も黙ってはいない。果敢にオフェンスを仕掛けていく。だがフィードが上手く通らず、得点にはつながらない。そんな中、プリンストンはパス回しの末、右から左へのドライブで切り込み#26 AT Dan Thompsonが最後の得点を挙げた。その後ラスト1分半ほどクリアし合い、もう一度プリンストンがゴールを目指すも、時間となりゲームセットとなった。

 最終スコアは17-8と、米・プリンストン大学の圧勝に終わったが、最後の追い上げに見せた日本代表の勝ちへの執念、そして走ると水しぶきの上がるグラウンドながら善戦した両チームの選手、コーチ、チームスタッフ、そして大会運営スタッフの皆さんにも拍手を贈りたい。

プリンストン大学vs日本代表プリンストン大学vs日本代表

プリンストン大学vs日本代表プリンストン大学vs日本代表


*写真をクリックするとより鮮明な画像で御覧になれます。

(Report:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・坂元隼)
(Photo:広報部「.Relax」編集部・小城崇史)

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