後半も早い時間に日本が2得点し、リード10-3と広げる。しかし、ここからは今までと違った。やはり守るべきものがある者の意地かプライドか、#15 Emma Chandlerに2点など、その後15分間に4点を返される。その間、日本にはほとんど攻める時間が与えられない。ファウルをも恐れぬウェールズの必死のディフェンスで、何度も跳ね返され、時にはグラウンドに叩き付けられる日本選手達。だが、その体当たりのプレーが功を奏し、#7澤田彩(ナナ)が倒されファウルをもらい、泥臭いプレーを自ら進んでやる、まさに「中盤の働きバチ」の名にふさわしいファインプレー。ポイントゲッター#14上井華奈(ウー)にフリーショットが与えられる。