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 Women's Japan Lacrosse National Squad

世界大会・現地レポート
レポート Vol.11
2005年6月27日(月)
 
叫び 叫び ”だるまさんころんだ”で切られて取り残された者達は、明日への決意を海に向かって叫ぶ。
塙妙子(タエコ)、「明日は絶っ対ウェールズに勝つんで、そこんとこヨロシクーー!!」
濱田亜衣子(ルイ。叫びたくてわざと残ったか??)、「ウェールズをPOOL Bに引きずりおろーーす!!」
川口圭子(ケイコ)、「ウェールズをぶっつぶして、自分の殻を破るーーっっ!!」
川辺美穂子(アキラ)、「明日は全っ部出し切って、ウェールズをPOOL Aから降ろーーす!!」など。
後ろに写っている選手達も、自信に満ちあふれた清々しい顔。
その後ろで高田静江(シズエ)HCが密かに「鳥肌がたった・・・」と腕をさすっていたことを、選手達は知らない。
練習 ゴール前で、ゾーンディフェンス「SHELL」とゾーンマンツーの確認練習を短く。
チームとしての集中と緩和の切り替えがとても上手になり、練習に入るとその目が明らかに変わるようになった。
小林
上井
川口
石渡素子(モトコ)AC、「明日のウェールズ戦、相手は絶対POOL Bに落ちたくないという国のプライドをかけてくる。」
高田静江(シズエ)HC、「明日負けたら引退くらいの気持ちでいけ。」
佐藤壮(タケシ)AC、「今までの試合、予想外に上手くいきすぎているけど、明日は上手くいかない時があるかもしれない。そういう時こそ自分の殻を破るチャンスだと考えろ。」
コーチ陣の言葉に真剣な表情で頷く選手達。
写真は上から、小林絹枝(キム)、上井華奈(ウー)、川口圭子(ケイコ)。
高田HC 21時からのミーティング。
高田静江(シズエ)HCは、今日も3つのキーワードを挙げた。
応援してくれるサポーター、協力してくれる方々に対し、「応援してくれてありがとう」ということではなく、結果(=勝利)で感謝の気持ちを表そうということ、
個人だけでなく、皆の力を集結させた「チーム力」で勝とうということ、
さらに、弱い者が気持ちを引き絞って頑張るという意味ではなく、勇ましい気持ちで闘おうという意味の「勇気」、
この3つを心に強く持って闘おうと語った。
 明日からは順位決定戦で会場が変わり、さらに20時からと日本にとって初のナイターゲーム。環境の変化をマイナスに捉えるのではなく、また新たな始まりという意味を込めて闘い、勝利して欲しい。


Photo & Report by 日本ラクロス協会広報部・橋本薫

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