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 Women's Japan Lacrosse National Squad

世界大会・現地レポート
レポート Vol.10
2005年6月26日(日)
 
塙西村 アメリカのラクロス誌、「Lacrosse magazine」と、「Inside Lacrosse」の取材を受ける#13 塙妙子(タエコ)と#1 西村麻希(マキ)。
「順位決定戦で勝つために必要なのは、今まで国内でやってきたことを一人一人がやっていくこと+気持ちです。」(タエコ)
「ウェールズ遠征でスコットランドと対戦した時と、メンバーは一緒だけど、一体感と連携が今はさらに増している。」(マキ)
川口 娘さんが大会ボランティアとして参加しているという、ラクロスファンのLinda Davisさん。
「日本は速いわねー。(日本人はほどんどが大学から始めると聞いて)本当なの?あなた(川口圭子:右)は始めて4年目なの?信じられない!それにしても日本はとにかく速い。今回参加しているチームの中でも一番速い!」
藤井GM 21時からのミーティングにて。
藤井あけみ(とーい)GM、「自分の心に余裕がないと人に気を使ったりすることができないけど、今日勝って少し心に余裕ができたとしたなら、人にもっと興味を持って、外国人選手などとコミュニケーションを取ってみましょう。」
ミーティング
ミーティング
石川貴一(タカイチ)AC、「現時点で6位。すごく集中して戦闘モードに入っていて嬉しかったけど、もう次を考えて。だってまだ6位。全然嬉しくないでしょう。今日の勝利で少しは安堵してもいいけど、まだまだ切らさず行こう。」
石渡素子(モトコ)AC、「休めるタイミングで音楽を聞いたり横になったりして、上手くいい意味でのリラックスをしていくように。」
宿命・運命・使命 高田静江(シズエ)HC、「やっと日本が7位を脱出した。でもまだ、まだワールドカップが始まった感がない。6位が確定して、少し歴史が変わったけど、もっともっと上を目指したい。POOL Aに入りたい。4位以上を本当に目指しているから、これで満足しないんだよね。スコットランド戦の勝利で、“一体感・団結力・コミュニケーション”ていう、今まで自分たちがやって来たことが間違ってなかったってことが証明できた。ここからの闘いでは、それが十分だったのか十分じゃなかったのかの証明をしていけばいい。」
そして、写真にあるようにホワイトボードに3つの言葉を書き、「“宿命”はもともと宿っている命で、持って生まれたもの。“運命”は運ばれてくるもの。そして“使命”は使う命。今自分の命を使う場所をしっかり見据えてほしい。これからの人生でも、命を使う場面って出てくると思うけれど、今結果を残し、目標を達成して帰れば、もっと素晴らしい経験がこのあと待っているはず。」と述べた。

 

高田静江(シズエ)HCのコラム“異体同心”
 ※ヘッドコーチ高田静江の想いをこのコーナーにぶつけます。現地アメリカはアナポリスからの熱いメッセージを受け取り、皆さんも共に戦って下さい。
 

“vsスコットランド”

  2004年に代表活動が始まってから、私はことあるごとに“2度勝つことの難しさ”を伝えて来た。
  4年前、リーグで勝ったスコットランドに再度順位決定戦で闘い、破れたからだ。過去、スコットランドにはまだ1勝しかしていない。試合開始直前のロッカールームで選手にかけた言葉は、“スコットランドをぶっつぶせ!歴史を変えろ!”4年前の悔しさを全て晴らしてやろうという経験組と、そんなこと知ったこっちゃないと言わんばかり、怖いもの知らずの若手組。選手のことはあまり褒めたことのない私だが、今日の16人の闘う顔に全てを託そうと、文句無しに腹が決まった。

 19-6・・・4年前は5-6。
 選手と約束した。
 私は、この先の結果に決して言い訳はしない。

 

Photo & Report by 日本ラクロス協会広報部・橋本薫

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