2004年5月22日(土)・23日(日) 第2回練習会 〜国際親善試合での「圧倒的な」勝利を目指して〜
第1回目の代表候補練習会から2週間がたち、第2回練習会がやってきた。
前回の56名から選考を経て、38名の選手が参加した。今回の練習会は、ふたつの点で女子日本代表チームにとって非常に重要な意味を持つと言える。
まず1つめは、第1回目の練習会の出来を叩き台として、この2週間で選手・スタッフがどれだけ意識改革をして臨んでくるのか。そのパフォーマンスでどれだけの「変化・進化」を見せることができるのか、もしくは期待させることができるのか、という点。
そしてもう1つ。村尾英里マネージャーが練習前にホワイトボードに書いたこと・・・。
「国際親善試合前 最後の練習」
そう、この練習が終われば、2週間後に「米・西海岸選抜」を招聘して、ワールドカップに向けた2004年女子日本代表として初の公式戦が迫っている。さらに、選手にとってはその国際親善試合出場選手枠(20名)のかかる、大事な練習会なのだ。練習前のミーティングでの藤井あけみゼネラルマネージャー(以下、GM)・高田静江ヘッドコーチ(以下、HC)の話にも熱が入り、比較的なごやかだった第1回練習会のキックオフミーティングとはうって変わった緊張感を選手達にもたらした。
「私達スタッフは、最高の環境を用意するよう努力する。選手達は最高のパフォーマンスと意識でそれに応えて、“チーム”として一緒に成長していって欲しい」(藤井GM)
「ワールドカップ出場選手16名に“選ばれる”という気持ちではなく、用意された16枚の切符を“自分でもぎとりにいく”という意識で活動に臨んで欲しい」(高田HC)
Report & Photo by 女子日本代表サポートマネージャー・橋本薫