第3クォーターはこの試合の勝敗を左右する内容となった。UCBはゴール付近でこぼれ球を拾った#28Austin Gilbertがシュートを決めた。その直後、U22東海はブレークをつくるもののゴーリーの好セーブによって得点を挙げることができない。逆にUCB#9David Parker、#10Ricky Pentellaに連続で得点を許し3点差とされてしまう。U22東海は#41鈴木が左上からの1対1でシュートを決め1点を返すが2点のリードを許したまま最終クォーターに望みをつなぐ。
第4クォーター、UCBは#10Ricky Pentellaがシュートを決めリードを広げる。U22東海は#9合田(愛知教育大学)、#41鈴木が連続で得点を挙げ意地をみせるがUCBに追加点を奪われ9-6で試合終了となった。
試合後、田主松HCは、周囲のスタッフに対し「すみません・・・。」と肩を落としていた。80分間で一度もリードできなかったこと、技術では互角なものの決定力不足だったこと、そして、良い試合を戦いながらも「勝利」をつかめなかったこと。それらがあふれ出る一言であった。
UCBは連戦の疲れを見せないレベルの高いプレイを披露した。U22東海も2名の負傷者を出しながらも粘り強く戦い随所に好プレイをみせ、観客達を魅了する試合になった。
観客は両チームの彼らの輝かしいプレーに心奪われたのではないだろうか。
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