後半開始39秒、U22東海の交代したゴーリーの好セーブに背中を押された#8鈴木が地面を這う見事なシュートを決めた。しかし、U23calも長身を生かしたインターセプトからロングパスでつなぎ、早い攻めでU22ゴーリーが飛び出している隙に#3Cameron Bellが1点を返し11-3とした。
ここから両チームともパスをつなぎ攻め上がるが、相手チームのゴール前でターンオーバーとなる苦しい戦いが続いた。決定的な場面で両チームとも得点が決められず、会場にため息が漏れる中、U22東海の#89太和田が相手選手のひしめき合うゴール前でDFをかわし転びながらもシュートを決め13-3とし会場に大歓声があがった。得点への強い気持ちが感じられる、試合の流れを決定づけるゴールであった。
ここから波に乗ったU22東海はMFの走りと、パス、キャッチが冴え5得点を挙げ18-3とし、試合を制した。リードしている中でも常に攻める気持ちを持ち続け、DFでボールを奪いATまでつなげるパスの精度が勝敗を分けた。
試合後、MVPに輝いた#18長江は「MVPより、みんなと勝利できたことが嬉しい」と語った。HCである日比野氏いわく、「対外国人をキーワードに戦い続けた結果」とあるように、チームが心一つになった証がそこにあった。
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