第17回ラクロス全日本選手権準決勝、Sibylla対立教大学(以下立教)。今日は昨日とは一転、雲ひとつない天候の下、たった1枚の決勝への切符を賭けた熱い戦いが、ここ江戸川区臨海球技場で行われた。
定刻通り、11:00ドロー。昨日の悪天候の影響で足場が悪く、前半はボールダウンやパスキャッチミスなどのミスが目立った。
1本目のドローが上がった後、ダウンボールが続き、激しいグラウンドボール争いとなった。その争いに勝ったのは、Sibylla。しかし、まだ足場になれず両チームともターンオーバーが続く。Sibyllaは果敢にシュートを打つものの、立教大学のゴーリー#0中嶋にセーブされ続け、得点をあげることができない。どちらも一歩も譲らない中、Sibyllaのファールにより立教ボール。そのまま立教がボールをキープし、開始7分半に立教#5三浦が左下からシュート。この試合初めての得点をあげた。
二本目のドロー、Sibyllaがボールを獲り、ゴールまで運ぶ。しかし、またもや立教のゴーリーに阻まれ点を入れられない。はじいたのを獲りSibyllaボール。フィードは成功するが、シュートは入らず。その後もSibyllaは4本のシュートを撃つが、ネットを揺らすことはできなかった。立教のディフェンス、Sibyllaのオフェンス、一歩も譲らないまま7分経過し、粘り続けたSibyllaのオフェンス、#34増田から#1小島のパスが通り、取られた1点を取り返した。
そして立教がタイムアウトをとる。
前半残り10分、3本目のドロー、立教#45田中が獲るが、Sibyllaにボールを奪われ攻められてしまう。しかし、またもや立教ゴーリー#0中嶋のナイスセーブによりピンチを脱した。立教ボールになり#5三浦がシュートを撃つが、Sibyllaゴーリー#9小山内に阻まれ得点には繋がらない。一時はSibyllaにボールが渡るが、立教が取り返しゴール前まで運んだ。ここでSibyllaのファールで立教#9松村にフリーシュートが与えられ、#5三浦とのナイスコンビネーションによりしっかりチャンスをものにした。
わずか2分後、再びドローをとった立教#45田中が走り、ゴールへ向かう。そのときSibyllaのオフサイドで立教ボールへ。焦ってしまったか、Sibyllaがゴール前でファールを犯してしまい、立教#14秋林がフリーシュート。ここもしっかり決めた。
5本目のドローもグラウンドボール争いへ。これに勝ったのは立教#33関。しかし落としてしまい、Sibyllaへボールが渡ってしまう。Sibyllaはゆっくりとゴール裏でチャンスをうかがい#8塙から#4清野へのパスで点を決め、立教との点差を1点と縮めた。
両チームとも1点でも多く取って、後半へと繋げようと攻めるが、前半終了の笛が鳴った。 |