Go To TOP PAGEJapan Lacrosse National Championships 2006

 第17回ラクロス全日本選手権大会

日時:2006年12月13日(日) 14:00試合開始
場所:東京・江戸川区陸上競技場

男子決勝戦VALENTIA(クラブリーグ1位)  vs DESAFIO(クラブリーグ2位)

全日本選手権 全日本選手権
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ゲームレポート

 12月17日、昨日までの雨の予報が嘘のように晴れ渡った江戸川陸上競技場の空の下、今年の日本一を決める第17回全日本選手権決勝が行われた。
  去年の悪夢から一転、圧倒的な強さでここまで登り詰めたVALENTIA。対するは今シーズン、リーグ戦、クラブ選手権決勝戦ともにVALENTIAに土をつけられているDESAFIO 。DESAFIOは昨年の王者として2連覇を目指す。

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  1Q 、試合開始のフェイスオフを制したのはVALENTIA。#4山中英範のシュートで幕を開ける。そのままVALENTIAの猛攻が続くが、ここでクリースバイオレーションを犯してしまう。このボールをDESAFIOが落ち着いてクリアして、試合はゆっくりと始まっていった。
 その後、DESAFIOにスラッシングとイリーガルボディチェックが重ねて発生し、2マンダウンディフェンスを余儀なくされる。このチャンスをVALENTIA#89平野洋三が落ち着いて決め、この試合VALENTIAが先制点をあげる。
DESAFIOのATもシュートをたたみかけるが、VALENTIA#13篠原貴彦がスーパーセーブを連発して、DESAFIOに得点を許さない。そして、DESAFIO、グラウンドボールから痛恨のルーズボールオフサイド。ポゼッションをVALENTIAに与えてしまう。ここからのチャンスをVALENTIA#1相澤清之が確実に決め、VALENTIA追加点。2−0
 その後、DESAFIO#10鈴村芳朗が個人技で1点を返すが、すぐにVALENTIA#4山中が奪い返し、3−1になったところで1Q終了。序盤VALENTIAペースで試合が進む。

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  2Q、DESAFIOのイリーガルプロシージャーに因りVALENTIAのオフェンスで始まる。VALENTIAすかさずそのボールを裏にはたき、#10村松哲周からのフィードを#11開歩がまさにお手本とも言えるプレーでゴールに叩き込む。この間わずかに42秒。ここで、DESAFIOがたまらずタイムアウト。流れを変えようと反撃を試みる。
がしかし、VALENTIA、ゴーリーセーブ後の#23引地祥郎の素早いクリアを#89平野に繋ぎ追加点。DESAFIOを突き放しにかかる。 3分、DESAFIO痛恨のスラッシングに因りマンダウンディフェンスを与えるが、ここを何とか凌ぎ、逆に2マンアップのエキストラオフェンスを得る。この大チャンスを#10鈴村が確実に決め、5-2とする。
DESAFIO、ディフェンスをゾーンに切り替えるがVALENTIA#89平野の個人技の前に失点してしまう。その後、DESAFIOのオフェンスが続くがVALENTIAディフェンスを崩せないままストーリングをとられてしまう。
 14分、DESAFIO#24前田昌宏のロングフィードを#5大吉直樹が何とか拾い、そのままマーカーを圧倒的なスピードで振り切りゴール前に切り込んで1点を返す。6-3

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直後に、VALENTIA#4山中がゴーリーのスティックを弾く豪快なシュートを叩き込み、7-3。
DESAFIOも終了間際、マンアップのエキストラオフェンスを得るが、#5大吉のシュートは惜しくもサイドネット。逆にVALENTIA#89平野に追加点を奪われたところで2Q終了。8-3

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  DESAFIOが点を取っても、すぐさまVALENTIAが取り返すという1Q同様VALENTIAのペースで試合は続く。特に、積極的なダブルチームでDESAFIOのブレークを潰し、攻撃の芽を摘んだVALENTIAのディフェンスが印象的であった。

Report:Report:今井達人(立教大学)・鈴木友和(東洋大学)
Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・小城崇史

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