日時:2005年6月5日(日) 15:30試合開始 (30分 x 前後半)
場所:東京・江戸川区陸上競技場
女子:日本代表 vs 米・東海岸大学選抜
ゲームレポート 昨日の雨が嘘のように晴れ渡った江戸川区陸上競技場で、第17回国際親善試合の第3試合である、
女子日本代表 vs 米・東海岸大学選抜(以下、USA)の試合が開始した。この試合は、日本代表にとっての6月23日からのワールドカップへ向けての壮行試合であり、ウォーミングアップから会場中に選手たちの声が響き渡り、一層の気合いが感じられた。今回の試合は、国際ルールを適用し行われた。
前半開始2分、早くも日本はボールを制し、速いパス回しによってファウルを誘い、#13澤田彩選手が先制点を決める。その直後、ドローからの速攻で#15和田亜紀子選手のシュートが決まり、早くも2点リードする。ヘッドコーチの高田静江は試合前に選手に「最初の5分に命をかけろ」という言葉をかけ、それを選手たちは忠実に守り、5分で3点を決めた。その中でもエースの和田亜紀子選手が2点を決め、いいムードで試合を運ぶ形となった。
先行を許した焦りからか、USAはファウルを連続し、日本にフリーシュートを与え、#8濱田亜衣子選手、#15和田亜紀子選手、#12松井理紗選手、再び#8濱田選手のシュートが決まり、7-0となる。女子日本代表はスパイダーという日本独自のディフェンス戦術を用いて、巧みにボールを取り返し、そこからの速いパス回しで#10徳永志帆選手の得点に結びつけた。その後、#2上井華奈選手のシュートが決まる。ここからは1対1だけでなく、日本代表の早いパス判断を活かした連係プレーが光る。
前半23分、誰もがそのままシュートに行くと思われた#15和田選手のフリーシュートが、右下で待ち構えていた#2上井華奈選手へ繋がり、ゴーリーやディフェンスの裏をつくようなシュートが気持ちよく決まった。波が来た日本代表は、その後も#4山田幸代選手、#8濱田亜衣子選手、#15和田亜紀子選手がシュートを決め、13-0日本代表による大量リードで前半が終了した。
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(Report:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会メディア班・伊藤仁美 & 中原衣里加)
(Photo:日本ラクロス協会広報部「.Relax」編集部・小城崇史)
(Photo:日本ラクロス協会国際部・鹿内映里)