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日時：2004年6月6日（日） 14:30試合開始
場所：東京・江戸川区陸上競技場男子：米・プリンストン大学 vs 日本代表
＜ゲームレポート＞
14:30から行われた国際親善試合メインゲーム、日本代表vs米・プリンストン大学の試合はあいにくの雨の中で幕を開けた。
この日午前中から降り始めた雨はここにきて強さを増していた。天然芝のグラウンドは滑りやすく、決して良いコンディションとは言えない。そんな中、両チームが入場。米・プリンストン大学（以下、プリンストン）は入場曲にKILL BILLのサウンドトラックから"新・仁義なき闘い"をチョイス。この後まさに仁義なき闘いが繰り広げられることとなる。第1クォーターが始まり、まずポゼッションを制したのはプリンストン。出鼻から攻められる格好となった日本代表だが、シュートを確実に止めゴーリークリアとなる。しかし、又すぐにプリンストンがクリア。両チーム果敢に攻めるも雨の降りすさぶ芝に足をとられ、なかなか点につながらない。
そんな中、初得点を挙げたのは日本代表#5 AT 大吉直樹だった。ゴール右横から走り込んでシュートを放ち、プリンストンのゴールネットを揺らした。憚らずも追う形となったプリンストン、激しく攻め始める。
ゴールに走り込んでシュートを放つがセーブされる。さらにすぐに2本、3本と続けるが決まらない。だが、ここで日本代表がスラッシングを犯しマンダウンディフェンスとなってしまう。このチャンスを見逃すはずはなく、プリンストン#4 AT Jason Donegerがゴール右上からのランニングシュートを放ち、試合を振り出しに戻す。
さらにその2分後、ハーフから速いパス回しでつないだボールを、#14 AT Ryan Boyleのフィードにうまく合わせた#9 MF Drew Casinoが右上からミドルシュートを放ち、華麗なエアーシュートを決める。日本代表も負けじとシュートを放つがなかなか得点につながらない。ここでプリンストンのスラッシングによりエキストラマンオフェンスのチャンスがめぐってきた。しかしシュートは決まらず1分が過ぎる。その後両チームとも攻守を繰り返すが、なかなか試合は動かない。その均衡を破ったのはプリンストンだった。開始15分50秒、#14 AT Ryan Boyleがゴール裏を上手く使い、大きく回りこんでシュートを叩き込んだ。プリンストンの慎重なボール回しにストーリングの警告が出された直後だった。早くも1-3とされた日本代表はクォーターラスト2秒、#10 AT 鈴村芳朗がゴール左からのフィードを確実に捕らえトップからシュートを決め、第1クォーターが終了。
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（Photo：広報部「.Relax」編集部・小城崇史）
