SIXESの特徴
6人制競技(SIXES)の魅力を2つの視点、5つのポイントでご紹介
Off the Field ~SIXESが切り拓く新たなラクロス文化~
<ポイント1> Frontier ~ゼロから始まる新しいラクロス~
世界全体で始まるSIXES。どの国でも2022年から本格的に競技化が進みます。日本でも2023年正式競技化に向けて、様々な取り組みを行っていきます。6人制ラクロスは未開拓です。選手としてはもちろん。現在ラクロスに関わっている方、関わっていない方も個人として日本ラクロスの新たな可能性にチャレンジすることができます。
<ポイント2> Feel Free ~誰でも気軽に楽しめる~
ラクロスを手軽に楽しみたい!と思ったときに、少人数でも試合が成立するSIXESは適しています。また、個人単位でも大会参加ができる枠組みを準備中です。所属するチームの枠を超えて、まだ見ぬラクロスプレイヤーとの繋がりを見つけることができます。
On the Field ~観る人が直感的に引き込まれる高いエンターテイメント性~
<ポイント3> Speedy ~一瞬も目が離せない試合展開~
8分✕4クォーター制で行われるゲームは、ポゼッションしてから30秒以内にシュートを打たなくてはいけないショットクロックが導入され、またフィールドサイズが小さいため、自陣ゴールから2~3回のパスで得点可能な状態になります。シュートチェイスがなくなり、得点後もゴーリーからのリスタートとなるため、攻撃権も目まぐるしく変わり、ほぼ1分に1点が入るようなスピーディな試合展開になります。
<ポイント4> Visual Experience ~オモシロイ!を可視化する~
ゲームの流れやスーパープレイを直感的に理解し、ラクロスってオモシロイ!と感じてもらえるように、試合映像に重ねて、スタッツやセンサーから取得された様々なメタ情報を表示し、ラクロスを初めて観る方でも楽しめる観戦体験をお届けします。
<ポイント5> Technique ~細部に宿る勝敗の分かれ目~
36m✕70m(2021年6月現在)のフィールドに6対6という人数のため、10人制の競技以上に、少人数でのグループ戦術や、個人技術、戦術が勝敗を分ける鍵になります。狭い空間でもパス・キャッチ・シュートが行える、針穴に糸を通すようなテクニックは必見です。
6人制競技(SIXES)のルール
10人制ラクロス(国際ルール)と6人制競技(SIXES)の違い
SIXESの競技性を理解いただくため、10人制ラクロスとの簡単な差異をまとめました。現時点では国際ルールも発展途上のため今後も変更が行われていき、より良い競技に向けて進化が予想されます。
2021年7月1日現在
10人制ラクロス(男子) | 10人制ラクロス(女子) | 6人制ラクロス | |
---|---|---|---|
フィールドサイズ | 60m✕110m | 36m✕70m | |
利用できるスティック | ショート、ロング、ゴーリー | ショート、ゴーリー(メッシュ形状は女子のものに基づく) | ショート、ゴーリー |
ベンチメンバー | 23人まで | 18人まで | 12人まで |
試合時間 | 15分✕4クォーター | 8分✕4クォーター | |
ショットクロック | – | – | ポゼッションしてから30秒以内にシュートをすること |
得点後の試合再開 | フェイスオフ | ドロー | 失点チームのゴーリーポゼッションでリスタート ※試合&クォーターの開始はフェイスオフ&ドロー |
シュートボールのリスタート | シュートチェイス(シュートボールが出た地点に一番近いチームのボールでリスタート) | シュートが外れたら相手ボール(ゴーリー、ディフェンスにボールが当たって外に出たらオフェンスボール) | |
ファウルによる退場 | テクニカルファウルとパーソナルファウルがあり、状況により一時退場となる | マイナーファウルとメジャーファウルがあり、状況により一時退場となる | どんなときでも、マイナーファウルは30秒退場、メジャーファウルは1分間の退場となる。 |
オフサイドの基準 | センターラインを超えていい人数が6人まで | リストレーニングラインを超えていいのが6人まで | ゴーリーはセンターラインを超えてはいけない。 |
ディフェンス選手の妨害 | – | オフェンスのシュートスペースに立ち入ってはいけない |
相手プレイヤーに向けてシュートを放っては行けない。 守備側の選手がゴールの前に立ちはだかってゴールをふさいではいけない |
6人制競技(SIXES)動画
6人制競技(SIXES)のルール
6人制競技の公式ルールは国際競技連盟であるワールドラクロス(WORLD LACROSSE)が定めた国際ルールに基づき、
日本ラクロス協会(JLA)ルール委員会が国内ルール策定します。ルール策定次第、発表いたします。