スコアレポート
第26回 東北学生ラクロスリーグ戦・女子決勝
- ■ 大会名:第26回 東北学生ラクロスリーグ戦・女子決勝
- ■ 日程: 2019年10月20日(土)
- ■ 場所:築館陸上競技場
女子のFinalは、5連覇がかかった東北大学と5年振りの東北制覇を目指す宮城学院女子大学が戦いました。開幕戦では東北大学が宮城学院女子大学に9-4で勝っておりましたが、予選リーグで東北大学が東北福祉大、東北学院大に敗れ2敗で第2位、宮城学院女子大が東北大以外に勝利し予選リーグ1位でFinalに進みました。第1Q、東北大学の先制点から始まり0-2、第2Q、両者2点ずつ取り2-4に。第3Q東北大学のフリーシューで1点が決まり、2-5になりました。東北大学が優勢で前半を終えました。その後は両者ともにDF時間が長く、ターンオーバーが連続する場面がありました。ここで焦ることなく自分達の宮城学院女子大学が追い上げを見せました。宮城学院女子大学は3Qでその後1点を決めると第4Qで4点を決め、7-5で宮城学院女子大学が東北地区優勝を飾りました。応援席からは両大学ともに応援歌が響きわたり、フィールドにいるプレイヤーはもちろん、ベンチや応援席にいるメンバー全てが【東北地区優勝】に向けて一丸となっているのが感じられました。Finalに相応しい見る人を熱くさせる試合でした。
Text by東北学生ラクロスリーグ戦決勝戦 ゲームディレクター 新潟大学・田口真由
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宮城学院女子大学
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東北大学
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
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宮城学院女子大学 | 0 | 2 | 1 | 4 | 7 |
東北大学 | 2 | 2 | 1 | 0 | 5 |
【得点者】
宮城学院女子大学 | |
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#47 村上遥香 | 3 |
#12 伊勢みなみ | 2 |
#17 後藤日菜子 | 2 |
東北大学 | |
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#10 山室 ひかり | 3 |
#12 澤村 万理 | 2 |
- | - |
【個人賞】
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MVP:
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VP:山室ひかり(東北大学)
【審判】
主審:高久朋香、副審:山谷季理子、柳館加奈恵、TO:鹿野更紗
【レビュー】
1Q:先制点を決めたのは東北大#10山室であった。東北大はそのまま流れにに乗り、東北大#12澤村が追加点を決める。宮学も負けずに攻めるも、#36朝井のナイスセーブにより、スコア0−2に抑え、1Q終了。
2Q:2Q前半、東北大#10山室と#12澤村が追加得点を決め、そのまま流れは東北大となると思われたが、宮学#17後藤が初得点を決め、東北大の流れを断ち切り、宮学#47村上が追加点を決め、点差を着々と縮め、スコア2-4で2Q終了。
3Q:前半、東北大#10山室がフリーシュートにより今試合3得点目を決め、リードを広げる。しかし宮学#47村上が追加点を決め、リードを許さない。両者、相手の攻撃を固いディフェンスで守り抜き、拮抗した試合展開となり、点差はそのまま変わらず、スコア3-5で終了。
4Q:序盤、宮学が2得点を決め、イーブンとなる。そのまま勢いに乗った宮学は#12伊勢の追加得点により、逆転した。東北ボールにしようと、気迫ある東北大のディフェンスが奪いにこうとするが、中々ものにすることができない。さらに宮学#47村上が追加得点を決めリードを広げ、東北大を突き放した。そのままスコア7-5で試合終了し、宮学の逆転勝利となった。
総括:台風の影響によって再試合となった今大会、両チームから緊張感が伺える中始まった。試合前半は、4連覇中の前回王者東北大がリードし、東北大が優勢な流れかと思われたが、そんな中でも、#47村上を筆頭に落ち着いてプレーをしていた宮学が徐々に試合の流れを宮学に持って行き、4Qで4得点を決め、逆転勝利を収めた。
Text by 東北大学・鋪田莉佳