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第26回 関西クラブチームラクロスリーグ戦・女子
- ■ 大会名:第26回 関西クラブチームラクロスリーグ戦・女子決勝
- ■ 日程:2019年10月14日(月祝)
- ■ 場所:京都府・宝が池球技場
10月14日(月祝)京都市宝ヶ池球技場にて、第26回関西クラブチームラクロスリーグ戦決勝戦が行われた。対戦カードは、NLC SCHERZO(以下、NLC)対CACTUS。
第1Qは、開始直後からNLCの猛攻が続き、NLCの#5木村、#44小引らが、合計7得点をあげた。続く第2Qでは、両チームとも、素早く攻撃的なパス回しを見せた。結果、NLCが3得点を追加、CACTUSが2得点を返し、10-2で前半を折り返した。第3Qでは、インターセプトやダウンボール等でターンオーバーが続き、両チーム、ボールポゼッションを譲らない接戦となった。最終Qの前半では、NLCの絶え間ない攻撃に対し、CACTUSが粘り強いディフェンスを見せた。試合時間残り1分半を切ったところで、NLCのイエローカードによりCACTUSが数的有利となり勢いを取り戻したが得点には及ばず、15-3でNLCが勝利をおさめた。NLCは、関西クラブチーム1位として、2019年11月3日(日)に山口会場にて行われる、第21回ラクロス全日本クラブ選手権大会の1回戦に駒を進めた。
Text by 日本クラブチーム連盟 関西支部執行部スタッフ 宇野 亜季子
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
NLC SCHERZO | 7 | 3 | 3 | 2 | 15 |
CACTUS | 0 | 2 | 1 | 0 | 3 |
【得点者】
NLC SCHERZO | |
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#5 木村 有希 | 4 |
#44 小引 千尋 | 3 |
#22 権藤 眞美 | 2 |
#34 藤原 万里子 | 2 |
#9 武田 優美 | 1 |
#15 久堀 恵奈 | 1 |
#18 野尾 明日佳 | 1 |
#27 江口 菜々子 | 1 |
CACTUS | |
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#15 中野 佑香 | 2 |
#5 北野 恵実 | 1 |
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【レビュー】
1Q:試合開始のドローはCACTUSがゲットするも、コート中盤でNLC SCHERZO(以下、NLC)がボールを奪い、NLC#5木村がゴール前に鋭く切り込んで先制点を決める(1-0)。その後も、NLCの猛攻が続き、素早いパス回しからNLC#34藤原が追加点をあげた(2-0)。カクタスも敵陣に攻め込むも、再びNLCがボールを奪い、NLC#44小引が左上から走りこんでシュートを決める(3-0)。NLCの攻撃が続く中、ゴールポストに跳ね返ったボールを、NLC#44小引がすかさずゴールに打ち込み、4-0。続いて、CACTUSのファウルから、#18野尾がフリーシュートを確実に決め(5-0)、さらに、右上からの1on1でNLC#22権藤が得点を決める(6-0)。最後に、ドローからの速攻でNLC#5木村がシュートを決めた(7-0)ところで、第1Qが終了。
2Q:
第2QはNLCのドローゲットで開始。CACTUSのゴーリーがボールを奪いに行った隙をついて、NLC#5木村が本日3点目となるシュートを決める(8-0)。続いて、右横からNLC#34藤原が1対1で得点を決め、9-0。しかし、CACTUSも細かいパスの中でチャンスを狙い、NLCのファウルからCACTUS#15中野がフリーシュートを決める(9-1)。CACTUSはその後も着実にポゼッションを伸ばすが、NLCがボールを奪い、NLC#22権藤が、細かいステップでCACTUSのディフェンスをかわし得点を決める(10-1)が、CACTUSも積極的に攻撃を仕掛け、CACTUS#33狩浦からゴール前の#15中野にパスを入れ、もう1点返した(10-2)。その後、CACTUS#4乙武のナイスセーブが続き、CACTUSがボールポゼッションを奪うも得点には至らず、10-2で前半を折り返した。
3Q:
第3QもNLCのポゼッションから始まり、NLC#22権藤にディフェンスが寄ったところで、#15久堀が横からフリーで走り込み、本日初得点(11-2)。#44小引が右横からゴール前に切り込み、本日3得点目をあげた(12-2)。ダウンボールやインターセプトなど、怒涛のターンオーバーを繰り返した後、CACTUSの速攻からCACTUS#5北野がシュートを決めて、着実に得点を重ねる(12-3)。NLCの攻撃やクリアに対してCACTUSがプレッシャーを与えるも、なかなか得点には繋がらず、NLCの速攻で#27江口がシュートを決め、13-3で第3Qが終了。
4Q:
第4Q開始早々、5分余りに渡るNLCの猛攻をCACTUSが必死に防いだが、ディフェンスの隙をついたNLC#5木村が裏から走りこんで得点を決めた(14-3)。CACTUSも負けじとゴール前に攻め込むが、再びNLCの攻撃となり、NLC#9武田が本日初得点を決める(15-3)。両チーム激しい攻防が続き、残り1分半のところで、NLC#5木村が放ったシュートがイエローカードの判定のため、NLCは残り時間を9人で戦うことになった。数的有利となったCACTUSは、丁寧にパスを繋ぎ速攻を仕掛けるもゴーリーセーブとなり、15-3で試合終了。
総括:
第1Qは、開始直後からNLCの猛攻が続き、合計7得点をあげた。続く第2Qでは、両チームとも素早く攻撃的なパス回しを見せ、10-2で前半を折り返した。続く第3Qでは、インターセプトやダウンボール等でターンオーバーが続き、ボールポゼッションを譲らない接戦となった。最終Qの前半では、NLCの絶え間ない攻撃に対し、CACTUSが粘り強いディフェンスを見せ、残り1分半で、NLCのイエローカードによりCACTUSの数的有利となったが得点には及ばず、15-3でNLCが勝利をおさめた。
【コメント】
審判員:小田 祐子、山田 章子、草刈 香奈子、山田 真由