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【日清食品presents第25回ラクロス全日本クラブ選手権大会】1回戦:NLC SCHEZO vs SIRIUS
- ■ 大会名:日清食品presents第25回ラクロス全日本クラブ選手権大会
- ■ 日程:2024年11月9日(土)
- ■ 場所:東京都品川区・大井ホッケー競技場サブピッチ
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NLC SCHERZO
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SIRIUS
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
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NLC SCHERZO | 4 | 2 | 3 | 5 | 14 |
SIRIUS | 2 | 1 | 0 | 1 | 4 |
【得点者】
NLC SCHERZO | |
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#10 井倉 涼子 | 2 |
#14 松田 阿布羅 | 1 |
#17 平井 花林 | 4 |
#18 石井 穂佳 | 1 |
#22 服部 涼楓 | 2 |
#24 四至本 千晶 | 1 |
#29 小原 日和 | 1 |
#34 藤原 万里子 | 3 |
SIRIUS | |
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#30 稲田 明日香 | 2 |
#45 米澤 陽子 | 2 |
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【審判】
主審 | 辻 志穂子 |
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副審 | 水野 史恵 |
副審 | 山下 理沙 |
TO | 江島 絵美 |
【レビュー】
1Q
昨年の1回戦も同様の対戦カードだったが、23-1でNLCが勝利した。1年を経て再び対戦することになった注目のカード、NLC SCHERZOvsSIRIUS、最初のドローを取ったのは、SIRIUS#30稲田、2度の攻撃チャンスをNLCの鉄壁DFに抑えられたが、開始3分、SIRIUS#30稲田の縦に切り込む1対1が起点となり、#45米澤がフリーシュートを得て、幸先の良い1点目を決めた。序盤の流れを変えたいNLCは速いパス回しで、ゴール前に切り込んできた最年長でありエースの♯10井倉にボールがわたり、バックシュートで1得点目を獲得。続いて、#18石井によるドローブレイクで点を重ね、2-1逆転。中盤、SIRIUSにイエローカードが提示され、NLCがゲームを支配する展開に。落ち着いた攻撃で#17平井がフリーシュートを決め、3-1。続いての攻撃チャンスでも#17平井がDFをかわしながらのシュートを決め、4-1。ラスト2分半で今度はNLCにイエローカードが提示され1人少ない状態に。ここで点を取りたいSIRIUS。ゴール前で落ち着いて攻撃を組み立て、#45米澤がフリーシュートで2得点目、SIRIUSが点差を詰める。最後のドローもSIRIUSが獲得し、勢いに乗った攻撃を仕掛けるもタイムアップ。4-2でNLCがリードし第1Qが終了。
2Q
第2Q最初のドローを獲ったのはSIRIUS#15姫野、セットに持ち込みじっくり攻撃を仕掛ける。1対1で崩しながらのパス展開でシュートチャンスを作り出すも、NLC#4ゴーリー富田がきっちり守り抜く。NLCもセットオフェンスでDF陣営を翻弄するも、今度はSIRIUS#1ゴーリー矢鳴の好セーブにはばかれる。両チームともに攻撃を仕掛けるがゴーリーのセーブにより、中々得点が入らない序盤~中盤戦。ラスト4分、第2Q最初の得点を取ったのはSIRIUS#30稲田、得意のダッヂで相手を翻弄し、1対1でシュートを打つ。4-3でSIRIUSが1点差まで詰め寄る。その直後、NLCもゴール前に切り込む#29小原がスピードと高身長を活かし、流れにのったランニングシュートで鋭いシュートを決めきる。5-3で再び2点差をつける。直後のドローもNLC#29小原が獲得しドローブレイク。エース#10井倉がスピードに乗ってゴール前に仕掛け2得点目を決める、連続得点で6-3。第2Q終盤でゲームが一気に動く展開になり、前半終了。
3Q
日が落ちはじめナイター照明がつく中で第3Qが開始。最初のドローはNLC#29小原が再び獲得し、得意のドローブレイク。開始早々に素早い攻撃を魅せ、#18石井が得点。7-3で点差を更に広げる。この流れを断ち切りたいSIRIUS、粘りのDFと#6ゴーリーのセーブにより連続得点を許さない。中盤戦、SIRIUSも良いシュートシーンを何度も作りだすが、中々シュートを決めきれない。そこへ再びNCL得意のブレイクにより#34藤原がフィニッシュ。点差が大きく開いて8-3。この流れにSIRIUSも負けじと#30稲田と#45米澤がゴールへ向かうが、NLCゴーリーがきっちりセーブ。SIRIUSベンチメンバーが少ない中でのゲームのため、ここで動きが止まり始める。終盤ラスト90秒、NLCのタイムアウト明け2回目のセットオフェンス、上からの2対2で#34藤原が2得点目。9-3と更に引き離す。NLCが3得点で流れにのり第4Qへ。
4Q
すっかり暗くなり冷え込む中、最終Qが開始。最初のドローはSIRIUS#18田中が獲得。このままでは終われないSIRIUS、攻撃のテンポを掴みたいところ。#18田中からゴール前へ切り込む#30稲田へパスが出るが惜しくもシュートへ行けず、NLCのボールポゼッション。NLCは仕掛けて捌くセットオフェンスを繰り返し、角度を変えながらシュートチャンスを作り出す。#17平井が冷静に枠を捉え本日3得点目、10-3でNLCがリード。立て続けにセット攻撃で畳みかけるNLC。#24四至本のスピード感のある1対1で得点し11-3、じわじわと点差が広がり、NLCが流れを掌握。諦めないSIRIUS、再び#30稲田のカットインに#45米澤がドンピシャパスを合わせ得点。#30稲田のハットトリックで、第2Qぶりの得点。11-4。ラスト10分、この差を縮めたいSIRIUS、攻撃ポゼッションを取り、懸命に中へ切り込んでいくが得点には繋がらない。対するNLC攻撃、ゴール裏から鋭い1on1でゴール前へ入りこんだのは#22服部、技ありバウンドシュートで得点し、12-4で8点差。終盤戦、NLCのボールポゼッションが徐々に増える中、#17平井がカットインシュートで4得点目、13-4。ラスト2分、攻撃の手を緩めないNLCは、前線からプレスDFをかけ、ブレイクで14得点目を獲得。ラスト10秒で点を決めたのは#34藤原。本日3得点目ハットトリックで試合を締める。第4Q、SIRIUSは粘りをみせたものの、縦にパスをつなぐ速い攻撃と強度の高いプレスDFを展開したNLCが試合を制し、14-4でNLC SCHERZOが勝利した。翌週の準決勝戦へとコマを進める。