【スコアレポート】渡辺パイプpresents第36回関東学生ラクロスリーグ戦　開幕戦　男子　法政大学vs明治学院大学

1Q

関東学生ラクロスリーグ1部開幕戦、気温38度の中熱い試合が始まる。猛暑のため、夏季試合催行のガイドラインに則り、試合時間は15分から12分に変更された。法政大学#46勝又健誠のフェイスオフブレイクから試合が始まるが、試合は拮抗。破ったのは明治学院大学(以下明治学院)。明治学院#24赤毛丈真がロールで切り込んでいき、先制点を挙げる。その後のフェイスオフ、激しい競り合いを明治学院#9柳田直也が制し明学ポゼッションで試合が再開する。その後も明治学院が主導権を握るも、得点は奪えず、0-1で1Qが終了した。

2Q

2Q1分、裏からのフィードを明治学院#14城戸口桜輝がトップで受け取り、豪快なスタンディングシュートで得点。リードを2点に広げる。開始4分明治学院#7松澤伸泰が裏から仕掛けると、クリースに入ってきた#51小峰拓真にパスを出し、落ち着いてゴールを奪う。その後、法政#6永瀬圭太が左上から切り込んでショットを打つもゴーリーの好セーブによってなかなかゴールを奪えない。2Q終了間際、明治学院は一瞬の隙を見逃さず裏から#7松澤伸泰へのフィードで得点し、リードを4点に広げ0-4で前半戦を折り返す。

3Q

明治学院#9柳田直也がフェイスオフを獲得するも、うまくかみ合わず、法政ポゼッションから後半戦がスタートする。開始3分、明治学院はパスを回し仕掛ける機会を伺い、#17上田大貴が裏から、まくってシュートを決め、点差を5点に広げた。流れに乗る明治学院はトップでパスを回し、#51小峰拓真の強烈なシュートを放つも、法政#30福崎広大のファインセーブでなんとか守り切る。しかし明治学院の猛攻は止まらず、#17上田大貴がハーフラインから独走し縦抜きランニングシュートを決めリードを6点にする。その後、法政はチームタイムアウトを取り、反撃の狼煙を上げる。3Q11分、法政#82山田一輝の左ランシューによって1点を返す。このまま流れを掴みたい法政であったが、残り5秒の場面で明学#51小峰拓真が3人をかわし得点。3Qを7-1で終える。

 4Q

4Q1分、最終クォーターの火蓋を切ったのは法政。#7舩山俊平が倒れ込みながらシュートを決め、2点目を上げる。4Q3分、トップにいた法政#82山田一輝から#3富岡泰宇にボールが渡り得点を決め、立て続けに得点をもぎ取った。その後はゴールラッシュとなる。法政#82山田一輝が仕掛けショットを打つも明治学院#1岸洸輝のゴーリーセーブで難を逃れる。明治学院#17上田大貴が左横で華麗なフェイスダッヂから得点。法政#82山田一輝のシュートを明治学院#1岸洸輝がセーブ。すぐさま自分でカバーし、裏からクリースの#12堀内誠太郎にわたりシュート成功。明治学院#51小峰拓真が斜めに切り込んでいきランニングシュートを決めた。その後、両校一歩も譲らない展開が続くも得点は入らず、9-4で明治学院大学の勝利で試合が終了した。

執筆：日本学生ラクロス連盟東日本支部広報幹部

若林拓海