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2024年度ラクロスフレッシュマンズフェスタ in大阪 女子結果
- ■ 大会名:2024年度ラクロスフレッシュマンズフェスタ in大阪
- ■ 日程:2024年5月11日
- ■ 場所:鶴見緑地スタジアム
1部校同士の対決。新入生を背にし、両者の気合は十分。2カ月後に控えるリーグ戦、またその先の関西制覇を見据え、一歩も譲れぬ戦いの火ぶたが、今切って落とされる。
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関西学院大学
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関西大学
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
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関西学院大学 | 2 | 4 | 1 | 4 | 11 |
関西大学 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 |
【得点者】
関西学院大学 | |
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#0 大井里桜 | 3 |
#19 寺谷凜花 | 3 |
#7 山下菜奈子 | 2 |
#34 濱田亜音 | 2 |
#18 濱口えりい | 1 |
関西大学 | |
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#74 井ノ岡沙那 | 2 |
#27 盛田知那 | 1 |
#77 矢野栞那 | 1 |
#97 原杏奈 | 1 |
- | - |
【レビュー】
1Q
雲一つない青空の下、関西学院大学(以下関学)と関西大学(以下関大)の試合が始まる。試合最初のドローによってポゼッションを獲得した関大は、パスを繋いで左上からシュートを狙うも、関学G#99鶴長のセーブにより阻まれ、関学の攻撃へと変わる。開始1分、関大のファウルにより関学MF#19寺谷がフリーシュートを獲得し、シュートがゴール左上に決まって関学が先制点をあげる。さらに開始3分、関学AT#98堀之内からゴール横にいた関学AT#34濱田にパスがつながり、関大G#5濱口の足元を狙う華麗なシュートが決まって2-0で関学が優位に立つ。反撃したい関大は開始5分、右上で1対1を仕掛けた関大AT#23奥田から関大MF#74井ノ岡へとパスが繋がり、鋭いシュートがゴール左上に決まって1点を返す。さらにその直後、ゴール裏でボールを持った関大AT#23奥田から、ゴール前に走り込んだ関大MF#74井ノ岡へのパスが再び繋がり、そのままシュートを撃って決まる。関大が追いつき、スコアは2-2で1Qが終了した。
2Q
接戦で始まった2Qではまず関学が動きを見せる。開始1分、左上で1対1を仕掛けた関学AT#18濱口が、ゴール右上に華麗なランニングシュートを決め、再びリードに成功する。勢いに乗った関学は開始5分、左上から1対1を仕掛けた関学MF#7山下が関大のファウルを誘い、フリーシュートを獲得する。シュートはゴール左下に決まり、4-2と関学がリードを2点に広げる。さらに開始6分、中央でボールを持った関学MF#19寺谷がゴール前まで走り込み、ゴール右下に華麗なシュートを決める。勢いの止まらない関学は開始8分、関学AT#34濱田が右裏から1対1を仕掛けて関大のDFを引き付け、ファウルを誘って再びフリーシュートのチャンスを獲得する。シュートはゴーリーの頭上に決まり6-2とし、関学のリードで2Qが終了した。
3Q
関学のリードで始まった3Qは、最初のドローでポゼッションを獲得した関大が流れを掴む。開始30秒、ゴール裏からパスを受けた関大MF#27盛田がゴール前から鋭いシュートを撃つも、関学G#25山内がナイスセーブを見せ、得点には繋がらない。開始2分、関大AT#23奥田からパスを受けた関大MF#27盛田が再びシュートを撃ち、ゴール右上に決まる。6-3で関大が3点を追う展開となるなか、両者は激しい攻防を見せる。ここで点差をつけたい関学は、センターサークル付近でこぼれたグラウンドボールを獲った関学MF#19寺谷がブレークを仕掛け、強烈なシュートを撃って得点を決める。7-3で再び関学がリードを広げる。その後両者一歩も譲らぬ攻防が続き、果敢にシュートを撃つも、互いにGがナイスセーブを連発し、試合は膠着する。3Q終了間際、関学のファウルによって関大MF#77矢野がフリーシュートの機会を得て、バウンドシュートがゴール右上に決まる。スコアは7-4となり、関学がリードを保ったまま3Qが終了した。
4Q
3点差を付けられ追いつきたい関大だが、このクォーター最初のポゼッションは関学が獲得する。開始1分、関大のファウルにより関学AT#34濱田がフリーシュートを獲得するが、惜しくも枠外となる。しかしその直後、関学MF#0大井が中央からゴール前に走り込んでシュートを撃ち、これが見事ゴーリーの頭上に決まって8-4となる。さらに開始3分、勢いに乗った関学はさらに攻勢を強める。左上から1対1を仕掛けた関学MF#7山下の鋭いランニングシュートがゴール左下に突き刺さり、スコアは9-4になり関学がさらに点差を5点に広げる。その後も激しい攻防が続き、再び得点が動いたのは試合開始9分、左上の関学AT#98堀之内からのパスを受けた関学MF#0大井がすかさず強烈なシュートを撃ち、ゴール下に決まってスコアは10-4となる。なんとしても点差を縮めたい関大は、その後のドローでポゼッションを獲得すると、ゴール前でパスを受けた関大AT#97原がゴーリーの頭上にシュートを決める。スコアは10-5の関学5点リードで迎えた残り30秒の場面、ボールを持った関学MF#0大井が右上から切り込み、関大DF3人を抜いてこのクォーター3点目の得点を決め試合を決定づける。関大は粘り強く守り反撃のチャンスを狙うも得点を奪うことはできず、スコアは11-5の関学6点リードで試合が終了した。
【総評】
試合を通して関西学院大学が流れを掴む展開であった。両者互いに一歩も譲らぬ激戦であったものの、関西大学は、関西学院大学の爆発的な得点力の前に押し負ける形となった。しかしながら、両者随所に攻守において良いプレーが生まれており、2カ月後のリーグ戦において接戦することが大いに期待される。