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【レポート】日清食品presents第14回ラクロス全日本大学選手権大会 決勝戦 男子 法政大学vs日本体育大学

  • ■ 大会名:日清食品presents第14回ラクロス全日本大学選手権大会決勝戦
  • ■ 日程:11月26日(日)
  • ■ 場所:たけびしスタジアム京都
  • 勝てば学生日本一が決まる一戦。対戦カードは関東2位の法政大学と関東1位の日本体育大学。関東学生リーグ戦Final決勝戦ではサドンビクトリーの末日本体育大学に軍配が上がった。今回の決勝戦に勝ち学生日本一をつかみ取るのはどちらの大学だろうか。

  • 法政大学

  • 日本体育大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
法政大学 0 2 0 1 3
日本体育大学 1 1 2 1 5

【得点者】

法政大学
#3 内山樹 1
#7 坂上俊風 1
#10 舩山俊平 1
- -
#88 眞下大成 2
#4 関隼哉 1
#7 後藤圭太 1
#9 濱歩杜 1

【個人賞】

最優秀選手賞 日本体育大学#88 眞下大成

【審判】

主審 近藤雄亮
副審 志水研太郎
副審 菊池明彦
CBO 小池智

【レビュー】

1Q

雲一つない晴天のなか、学生日本一を決める日清食品presents第14回ラクロス全日本大学選手権大会の決勝戦。この試合最初のポゼッションを獲得した法政大学(以下法政)から攻撃が始まる。はじめに得点が動いたのは開始5分、日本体育大学(以下日体)がゴール付近で素早いパスを回し、果敢にシュートチャンスを狙う。ゴール前でこぼれ球を獲得した日体MF#88眞下がシュートを撃ちこれが見事に決まり、この試合の先制点は日体が獲得した。その後も勢いに乗った日体の攻撃が続く。開始12分、ゴール裏の日体AT#7後藤がゴール前のDF#3小澤にパスを出し、クイックシュートを撃つが枠外となり、追加点には至らない。残り30秒、日体のパスを法政G#30矢澤のインターセプトにより獲得した速攻を仕掛ける。ゴーリーからのロングパスを受けた法政AT#7坂上からMF#36原にパスが通り、シュートを狙うが日体G#2中原が素晴らしい反応を見せ得点を許さない。このまま得点は動くことなく、1-0で日体の1点リードで1Qが終了した。

 

2Q

日体の1点リードで迎える2Q。なんとしても早く追いつきたい法政だが、最初のフェイスオフではファウルにより日体にポゼッションを与えてしまう。日体はパスを繋げて着実に法政のゴールに向かっていく。開始1分、日体AT#7後藤がゴール右裏から駆け上がり際にシュートを撃つも枠外となる。その後ポゼッションを得た法政は開始5分、攻守を素早く切り替えてゴール前の法政AT#10舩山が左横のMF#36原からパスをもらいそのままゴール右上に力強いシュートを決め切り、試合を振り出しに戻した。開始10分、ポゼッションをした日体はDF#19内谷からゴール前のMF#4関にパスが繋がりそのままシュートを撃ち、待望の勝ち越し点を決める。その後、ポゼッションを得た法政はチームタイムアウトを取り攻撃の体制を整える。試合が動いたのは残り時間わずか、左上の法政MF#97五明がダッヂでDFを躱すと、右横のAT#7坂上、ゴール前のAT#3内山へとパスを回しゴール下へとシュートを決め、同点とする。その後も果敢に攻め入るが両者譲らずそのままスコアは2-2の同点で2Qが終了した。

 

3Q

2-2の同点で始まった3Q。ここで一歩リードしたい両者だが、先にチャンスを得たのは法政。開始1分、法政AT#7坂上が右裏から駆け上がりシュートを撃つもゴール左に逸れる。そのまま流れに乗って1点を取りたい法政だが、ファウルにより日体のポゼッションとなる。得点が動いたのは開始3分、左上でボールを持った日体AT#7後藤から、中で隙をついてDFを離したAT#9濱にパスが通り、そのまま左横に鋭いシュートを撃つ。日体が待ちに待った追加点を決め、2-3で日体の1点リードとなる。開始6分、左裏でボールを持った日体AT#7後藤が裏から駆け上がり、シュートを撃つも法政G#30矢澤が素晴らしいセーブを魅せる。その後も激しい攻防が続き開始9分、ゴール裏でボールを持った日体AT#7後藤に法政DFが強いプレッシャーをかけボールダウンを誘い、見事グラウンドボールを獲得して法政のポゼッションとなる。しかし堅い守りを見せた日体が再びポゼッションを得る。開始11分、左上にいた日体AT#7後藤から逆サイドにいたMF#88眞下にパスが通り、そのまま左下にミドルシュートを撃ち得点となる。2-4となり、日体が更にリードを広げる。同点に追いつきたい法政は果敢に攻めるも、日体のディフェンスに阻まれ得点の機会を作れない。そのまま時間が過ぎ、2-4で日体の2点リードのまま3Qが終了した。

 

4Q

逃げ切りたい日体と2点差を追いかける法政の意地をぶつけ合う最後の15分が始まる。開始4分、グラウンドボールからポゼッションを獲得したのは法政DF#18佐藤。そのまま法政MF#97五明へパスが繋がりクリース前へ切り込むと、クリース右のAT#7坂上にパスが繋がり、0度からシュートを決める。このプレーに会場全体が湧き立つ。次のフェイスオフでポゼッションを獲得した日体は時間をかけてパスを回し、果敢にシュートチャンスを狙う。再び得点が動いたのは開始8分、法政のファウルによりディフェンスが2人少ない状態で、日体が仕掛ける。日体AT#21渡邊からゴール左上のAT#7後藤にパスが通り、勢いのあるミドルシュートを決める。これが日体の5点目となり、点差を2点に戻した。試合終了が刻々と迫るなか、法政が攻めのディフェンスを仕掛ける。残り30秒、法政のディフェンスのダブルプレーからポゼッションを奪い返す。速攻を試みて法政G#30矢澤からゴール右上の空間にロングパスを出す。最後のチャンスを託したボールだったが、惜しくも繋がらずアウトオブバウンズとなる。ここでホイッスルが鳴り、3-5の日体2点リードで試合終了となる。

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