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【第13回ラクロス全日本大学選手権大会】決勝:慶應義塾大学 vs 明治大学

  • ■ 大会名:第13回ラクロス全日本大学選手権大会
  • ■ 日程:2022年11月27日(日)
  • ■ 場所:会場:東京都世田谷区・ 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
  • 慶應義塾大学

  • 明治大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
慶應義塾大学 2 2 0 0 4
明治大学 1 0 2 0 3

【得点者】

慶應義塾大学
#1 中名生 幸四郎 1
#11 貝柄 海大 1
#22 小川 健 1
#37 入谷 公基 1
慶應義塾大学
#6 加茂下 輝 2
#4 戸山 友喜 1
- -
- -

【審判】

主審 宮地 圭
副審① 稲垣 和彦
副審② 竹内 大晃
CBO 近藤 雄亮
BM 伊藤 幸太

【コメント】

1q
11月6日に行われた関東学生リーグ決勝と同じカードとなったこの一戦。慶應義塾大学(以下慶應)#33石井ヴィクトール慶治がフェイスオフに勝利して慶應ボールで試合がスタートする。慶應は連続して1on1を仕掛けていくがなかなかいい形でシュートに持ち込めない。その後の明治は様子を見るようなパス回しでストーリングの警告を受ける。試合開始8分、明治は2on2から一瞬の隙を逃さず、#6加茂下輝が右横からのスタンシューで先制点をもぎ取る。試合開始11分、慶應#1中名生幸四郎の裏からのフィードを#11貝柄海大がカットインしてゴールすぐさま同点に追いつく。残り2分慶應#1中名生の右横の1on1をキレのあるダッチで制し、ゴールを挙げる。逆転に成功した慶應の1点リードで1Qが終了した。

2q
開始2分、明治は慶應の猛攻を耐え、ブレイクのチャンスで#67白取諒介がショットを放つがゴーリーセーブされてしまう。開始4分慶應の#37入谷公基が素晴らしいシュートフェイクからシュートを決め、3-1と突き放す。慶應の#1中名生、#3藤岡凜大、#7小川司が立て続けにショットを放つが、明治#1伊藤駿にセーブされる。タイムアウト明け、慶應が仕掛ける。ダブルチームを組んで奪ったボールを22小川健がそのままゴールまで持ち込みゴールを決める。勢いのある慶應がさらに引き離す。慶應が3点をリードして前半を折り返す。

3q
慶應はこの試合を継続してフェイスオフをことごとく獲得する。開始4分過ぎ、明治が自陣でのグラウンドボールを制しそのブレイクを#4戸山友喜が決め切り、2点差に迫る。攻守が激しく入れ替わるテンポの速い試合となる。すると、残り3分、明治#10藤木智也がクリアしていきゴール前の#6加茂下輝にパスが通り3点目をもぎ取る。明治が持ち味のフルフィールドオフェンスを見せつけ1点差に迫り3qが終了する。

4q
試合は僅差のまま最終クウォーターへ。明治はパス展開を早くしてたびたびゴールに迫るが慶應#13中西宙が好セーブを連発しゴールを割らせない。明治は積極的にダブルチームを仕掛けてボールを奪いとる。慶應は落ち着いたボール回しで時間を使いながらチャンスをうかがう。お互いに集中した守備で決定的なシーンを作らせず、硬い試合展開となる。そのまま両チーム得点を奪えず4-3で慶應が去年に引き続き全国1位に輝いた。

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