スコアレポート

【スコアレポート】第12回ラクロス全日本大学選手権大会supposed by Simplex Holdings,Inc.・女子決勝(東京会場)|日本体育大学 vs 同志社大学

  • ■ 大会名:第12回ラクロス全日本大学選手権大会supposed by Simplex Holdings,Inc.・女子決勝
  • ■ 日程:2021年11月28日
  • ■ 場所:東京都世田谷区・ 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
  • 日本体育大学女子

    日本体育大学

  • 同志社大学女子

    同志社大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
日本体育大学 3 1 3 2 9
同志社大学 1 1 2 3 7

【得点者】

日本体育大学
#6 山根 萌奈 3
#13 安土 月乃 3
#10 藤井 真由 2
#18 花本 ふたば 1
- -
- -
関西学院大学
#25 村田 菜穂 2
#5 谷山 碧 1
#11 井田 ほのか 1
#23 松田 阿布羅 1
#51 田中 あかり 1
#98 平井 花林 1

【個人賞】

  • 最優秀選手賞:三澤 聖乃・日本体育大学(写真右)|優秀選手賞:村田 奈穂・同志社大学(写真左)

【審判】

【レビュー】

1Q

冬の寒い風が吹くなか、日本一を目指す日本体育大学(以下日体)VS同志社大学(以下同志社)の決勝戦が行われた。最初のドローを同志社がとり、日体#23大竹優香選手が1得点目を先制した。同志社#22山口友唯選手がショットを試みるもゴール前で怪我をし、交代する。この交代をへて流れが日体へと移る。同志社のゴール前のファールにより日体#10藤井真由選手がフリーシュートを獲得し日体が2得点目を決める。日体の流れのまま1Qが3-1で終了する。

2Q

3-1と日体の2点リードで迎えた2Qの最初のドローを同志社#25村田奈穂選手が取る。攻めに入った同志社は、同志社#11井田ほのか選手の右上からの粘り強い1on1により2得点目を決める。その後は両者の攻守交代が続いたが、日体の攻撃に移ると、日体#43茂木つばさ選手、日体#10藤井真由選手、日体#13安土月乃選手と中に切り込むようなパスがつながり、日体#13安土月乃選手がショットを決め日体が4点目を獲得する。その後の展開で同志社のショットが続くも、日体#71三澤聖乃選手のセーブが光り、4-2で日体2点リードで2Qが終了する。

3Q

日体のVORTEXのチアリーディングパフォーマンスで会場の熱気がさらに上がり3Qがスタートする。同志社#25村田菜穂選手の1on1が最初に試合を動かす。その後日体#10藤井真由選手がフリーシュートをリバウンドで決める。さらにクリアから繋がったパスを活かし、日体#13安土月乃選手がショットを決める。日体のファールによりチャンスを掴んだ同志社#25村田奈穂選手が、左上の角にまっすぐなシュートを決め差を縮める。その後同志社も攻める姿勢を見せるが、日体#71三澤聖乃選手のセーブにより防がれる。勢いに乗った日体が日体#13安土月乃選手のアシストにより、日体#6山根萌奈選手のショットで7得点目が決まる。日体の3点リードで3Qが終了する。

4Q

7-4と日体の3点リードで4Qが始まる。同志社#5谷山碧選手がドローをとる。同志社#51田中あかり選手が裏からの1on1をかけショットを打ち、日体#71三澤聖乃選手がセーブをする。日体はゴール前の同志社の堅いDFに負けず、ゴール前で日体#18花本ふたば選手が崩れながらもスーパーショットを決める。日体が連続得点を決め、同志社が5点を追いかける展開になる。同志社が、その流れを断ち切るかのように日体のミスをチャンスに変え、連続得点を決める。試合終了直前、日体のゴール前のミスを同志社#5谷山碧選手が取り、同志社#11井田ほのか選手が枠外のショットを打つ。リバウンドを自らフォローし攻撃を維持させる。日体のファールにより同志社#98平井花林選手がフリーシュートを獲得し、最後の7得点目を決める。同志社が日体を激しく追いかけるも、9-7で4Qが終了し、日本体育大学が第12回ラクロス全日本選手権大会女子の優勝を手にした。

レポート:info班 吉田百合子(東京女子) 粂川菜摘(千葉) 勝木朋花(関東学院) 関智美(早稲田)

写真:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー 小保方 智行