スコアレポート
【スコアレポート】第12回ラクロス全日本大学選手権大会supposed by Simplex Holdings,Inc.・男子準決勝(愛知会場)|名古屋大学 vs 慶應義塾大学
- ■ 大会名:第12回ラクロス全日本選手権大会supposed by Simplex Holdings,Inc.
- ■ 日程:2021年11月21日(日)
- ■ 場所:愛知県名古屋市・港サッカー場
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名古屋大学
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慶應義塾大学
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
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名古屋大学 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 |
慶應義塾大学 | 0 | 4 | 1 | 1 | 6 |
【得点者】
名古屋大学 | |
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#7 伊勢谷 太一 | 1 |
#10 今井 虹佑 | 1 |
#19 和久 正紀 | 1 |
- | - |
慶應義塾大学 | |
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#48 藤岡 凜大 | 3 |
#3 中名生 三四郎 | 1 |
#7 小川 司 | 1 |
#37 入谷 公基 | 1 |
【審判】
主審 | 近藤 雄亮 |
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副審 | 徳田 駿大 |
副審 | 金子 剛之 |
CBO | 植地 陽一 |
BM | 三浦 和真 |
【レビュー】
1Q
戦いを始めるフェイスオフは名古屋大学#4六車が制し、名古屋大学の攻撃が始まる。しかし、慶應義塾大学#67神津のインターセプトをきっかけに慶應義塾大学の攻撃となった。ゴール裏の1対1からのシュートや、慶應義塾大学#51清水、慶應義塾大学#8添田、慶應義塾大学#7小川司のシュートが続くが、どれも枠は捉えられず、ゴールにはならなかった。その後、ゴール裏でのミスから名古屋大学がクリアを成功させ、名古屋大学の攻撃となった。名古屋大学はパスを回して慶應義塾大学の守りを崩そうとするも、慶應義塾大学#57小川健がボールダウンに成功し、慶應義塾大学の攻撃となった。その後は、両チームともパスミスによってボールをロストし、再度慶應義塾大学の攻撃となる。慶應義塾大学#77中林のシュートを名古屋大学#79出塩がゴーリーセーブし、慶應義塾大学#7小川司のシュートは枠外であった。続く名古屋大学の攻撃では、試合開始14分慶應義塾大学#16久保田がファウルによってマンダウンディフェンスとなり、その後も名古屋大学が攻撃を続けるも、慶應義塾大学#18岸のインターセプトからクリアが成功し、スコア0-0で第1Qが終了した。
2Q
慶應義塾大学のマンダウンディフェンスで始まった第2Q最初のフェイスオフは名古屋大学#4六車と慶應義塾大学#33石井で、慶應義塾大学が勝ち、攻撃が始まる。試合が動いたのは、第2Q開始7分。慶應義塾大学#1中名生から慶應義塾大学#7小川への華麗なビハインドパスからのシュートが決まり、本日最初の得点となった。ここから慶應義塾大学の攻撃が流れに乗る。スコア1-0で迎えたフェイスオフで、名古屋大学#15有賀と慶應義塾大学#33石井の戦いとなったが、ここも慶應義塾大学#33石井が勝った。途中、名古屋大学は速攻で得点のチャンスがあったが、慶應義塾大学#18岸がゴーリーセーブし、得点には繋がらなかった。2Q開始10分からは、慶應義塾大学#48藤岡と慶應義塾大学#3中名生の裏からのシュートが決まり、スコアは3-0となった。さらに、2Q開始14分、慶應義塾大学#37入谷から慶應義塾大学#48藤岡へパスが通り、そのまま左横からのシュートが決まった。スコアは4-0で2Qは終了した。
3Q
第2Qの勢いのまま、慶應義塾大学はフェイスオフで慶應義塾大学#33石井が勝つと1分に慶應義塾大学#48藤岡が裏での1対1に勝ち左横からシュートを撃ち決め、5-0とリードを広げた。慶応義塾大学のリードの試合が続くと思われたが、名古屋大学が反撃にでる。7分名古屋大学#1東のパスを名古屋大学#19和久がクリース内でキャッチしシュートを撃ち、5-1と差を縮めた。12分にも名古屋大学#22大西のパスを名古屋大学#10今井がクリース内でキャッチしシュートを撃ちゴール5-2と差を縮めた。慶應義塾大学はチームタイムアウトを取って流れを変えようとするが、エキストラマンオフェンスを名古屋大学に与えてしまい流れを変えることはできず、3Qは5-2で終了した。
4Q
第3Qの勢いのまま、名古屋大学の流れになると思われたが、名古屋大学はエキストラマンオフェンスの状況でパスミスが起こり流れは止まってしまった。流れを取り戻したい名古屋大学はチームタイムアウトを使用した。チームタイムアウト後10分に名古屋大学#7伊勢谷の左上からのシュートがゴールに入り5-3とした。このゴールにより名古屋大学に勢いが増すが、エキストラマンオフェンスのチャンスが起こっても点は取れなかった。点を取りたい名古屋大学は、焦ったのかプッシングを行ってしまい慶應義塾大学にエキストラマンオフェンスを与えてしまう。その場面でヘッドコーチがスティックチェックを行うが失敗に終わりアンスポーツマンライクコンダクトを取られ、DFが2人少ない状況になってしまう。慶應義塾大学は名古屋大学のDFが4人の中で、14分慶應義塾大学#37入谷の正面からのシュートがゴールとなり6-3となった。このゴールが試合を決める点となり試合は6-3の慶應勝利で終了した。
text :日本ラクロス協会東海支部学生連盟 広報委員会
Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー 小保方 智行