スコアレポート
【スコアレポート】第12回ラクロス全日本大学選手権大会supported by Simplex Holdings,Inc.・男子1回戦(仙台会場)|岡山大学vs北海道大学
- ■ 大会名:第12回ラクロス全日本大学選手権大会
- ■ 日程:2021年11月7日(日)
- ■ 場所:宮城県(仙台市)弘進ゴム アスリートパーク仙台
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岡山大学
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北海道大学
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
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岡山大学 | 0 | 2 | 2 | 5 | 9 |
北海道大学 | 4 | 1 | 4 | 1 | 10 |
【得点者】
岡山大学 | |
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#1 佐野 悠太 | 4 |
#81 前田 裕介 | 3 |
#0 森 隼平 | 1 |
#2 永井 駿 | 1 |
- | - |
北海道大学 | |
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#0 桜田 慶ニ | 4 |
#11 関根 一翔 | 2 |
#21 林 悠太 | 2 |
#18 宇賀神 岳久 | 1 |
#99 小野澤 健人 | 1 |
【審判】
主審 | 林 拓史 |
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副審 | 志水 研太郎 |
副審 | 宮原 修人 |
CBO | 中野 弘己 |
BM | 松田 結梨 |
【レビュー】
【1Q】
岡山大学のポゼッションで試合開始。直後、互いに早い展開の攻防が繰り広げられる。岡山大学は、2度マンダウンディフェンスのピンチになるが、#3古川の好セーブで持ちこたえる。その後北海道大学#11関根のゴール裏での1対1からショットを決め北海道大学が先制する。スコア0-1。さらに、得点後のフェイスオフを北海道大学がポゼッションすると、再び#11関根がショットを決める。スコア0-2。岡山大学がチームタイムアウトを取るも、その後北海道大学がフェイスオフからポゼッションし、#99小野澤がゴール裏から攻めショットに成功、また残り時間わずかで#18宇賀神のショットが決まる。スコア0-4。ゴール裏からの1対1を起点にしたプレーから北海道大学が流れをつかんだクォーターであった。
【2Q】
2Q開始直後、岡山大学が前線からプレッシャーをかけるフルフィールドディフェンスを仕掛けるも、北海道大学がパスをつなぎ、#0横田がディフェンスをかいくぐりランシューを決める。スコア0-5。その後のフェイスオフでは北海道大学がポゼッションをするも、ボールダウンをしてしまう。このボールを1Qから活躍している岡山大学#0森がすくい、岡山大学のオフェンスへ。このチャンスで#81前田がスタンシューを決め岡山大学が初得点をあげる。スコア1-5。その後、岡山大学のマンダウンディフェンスのピンチにまたも#3古川が好セーブ。点差を広げることを許さない。一方の北海道大学も#3米田が好セーブを見せ両者一進一退の攻防が続く。北海道大学のインターフェアランスから岡山大学がポゼッションし、怒涛の攻めを見せ、最後に#81前田がショットを決めスコア2-5。その後のフェイスオフを北海道大学#9松井がポゼッションするもタイムアップ。スコア2-5と岡山大学が点差を少し縮め2Qが終了。
【3Q】
北海道大学のエキストラマンオフェンスから、北海道大学のポゼッションでゲームスタート。#0横田の左上からのランシューで得点。スコア6-2。エキストラマンオフェンスのままフェイスオフから始まり北海道大学がポゼッション。解除後すぐに#0横田が中に切り込んでランシューで得点。スコア7-2。その後フェイスオフから岡山大学がポゼッションをし、#1佐野が左上からランシューで得点。スコア7-3。フェイスオフから再度岡山大学がポゼッションで再開。その後すぐに#0森の裏からの左まくりランシューで得点。スコア7-4。流れが悪い北海道大学はここでチームタイムアウトを要求。その後フェイスオフから試合は再開し、北海道大学のポゼッションでスタート。#0横田が左上から内抜きをし、右手でアンサーを走りながら放ち、流れを変える大事な得点を獲得。スコア8-4。フェイスオフは岡山大学が勝ち、ポゼッション。カットインで中に切り込んだ#11がショットを放つも、セーブ。グラウンドボールを北海道大学が拾い、ポゼッション後#21から#99小野澤への裏からのクリースへのパスで得点。スコア9-4。フェイスオフで試合は再開し、北海道大学がポゼッション。岡山大学は北海道大学の#0佐野にDFをマンマークさせポゼッションさせないようこのクォーター、作戦を変更。そのまま北海道大学のリードで第3Qが終了。
【4Q】
Q開始のフェイスオフは、岡山大学#4竹田がボールを後ろに書き出しポゼッション。それをすくった#1佐野がディフェンス2人をかわし、Q開始から1分足らずでランシューを決めショット成功。スコア5-9。その後さらに岡山大学がポゼッションするとゴール裏からパスを展開し、最後は#1佐野がゴール付近でショット成功。スコア6-9。その後グラウンドボールをすくいあう展開が続く中、岡山大学#3古川のセーブから#11が3人を抜き、最後にまたも#1佐野が得点を決める。スコア7-9。さらに勢いに乗る岡山大学はフェイスオフでポゼッションすると、#1佐野が崩れた体勢からパスを出し、#2永井が右サイドでのランシューで得点。スコア8-9と1点差に詰める。緊張が高まる中、混戦になったフェイスオフから#0佐野がポゼッションし、ゴール前でグラウンドボールになったところを#81前田が決めきる。スコア9-9と岡山大学がついに同点に並ぶ。得点後長いフェイスオフの末、岡山大学がポゼッションすると、北海道大学にフラッグが飛ぶ。このピンチのなか北海道大学#3米田が好セーブを見せる。北海道大学のオフェンスに岡山大学のディフェンスが食らいつくも、残り時間わずかで#21林が倒れながらのショットを成功。岡山大学がクロスチェックの申請をするも、得点が認められスコア9-10。試合終了かと思われた。しかし、残り数秒、ロングパスから#7がショットを決めるもわずかに試合終了の方が早く、得点が認められず試合終了。岡山大学が最後まで諦めず4Qで5点をとるも、北海道大学が最後は粘り勝った素晴らしい試合であった。
Text by 日本ラクロス協会東北地区広報委員会 早川 崇
Phot:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー 小保方 智行・伊藤 琴音