スコアレポート

【スコアレポート】第12回ラクロス全日本大学選手権大会 supported by Simplex Holdings, Inc.・男子1回戦（佐賀会場）｜九州大学vs名古屋大学

  • ■ 大会名：第12回ラクロス全日本大学選手権大会
  • ■ 日程：2021年11月7日(日)
  • ■ 場所：佐賀県（佐賀市）SAGAサンライズパークボールフィールド (佐賀県総合運動場球技場)

  • 　2021年11月7日(日)、SAGAサンライズパークボールフィールドにて第12回ラクロス全日本大学選手権大会・男子1回戦、九州大学対名古屋大学の試合が行われた。試合当日1週間前は、雨が予想されていた。しかし、それを忘れさせるような快晴の中、九州代表校と東海代表校の白熱した闘いが行われた。名古屋大学が先制するも、九州大学は食らいつく。第3クオーターで5対5の同点。第4クオーターは両者の鉄壁の守備で点は入らず、延長戦にもつれ込んだ。どちらも譲らない闘いの末、名古屋大学に得点が入り試合が終わった。全日本大学選手権大会としてふさわしい、目が離せないような試合だったのではないだろうか。多くの人に感動と勇気を与えてくれた九州大学と名古屋大学に感謝を申し上げるとともに、健闘を称えたい。

    　熱戦を制した名古屋大学は11月21日(日)、第12回ラクロス全日本大学選手権大会準決勝(名古屋会場)へと駒を進める。ホームである名古屋会場にて、観客を魅了する試合が繰り広げられるだろう。

     

    Text by  日本ラクロス協会九州支部学生連盟副委員長　高木 しおん

     

     

  • 九州大学

  • 名古屋大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 延長 合計
九州大学 1 1 3 0 0 5
名古屋大学 2 2 1 0 1 6

【得点者】

九州大学
#1 守田 樹 2
#11 天野 拓翔 2
#7 三浦 徳朗 1
名古屋大学
#28 岩崎 誠士 3
#1 東 祥平 2
#3 三谷 倖生 1

【審判】

主審 稲垣 和彦
副審 池下 直哉
副審 駿河 克己
CBO 植地 陽一
BM 川原 慶彦

【レビュー】

1Q

　14時30分にフェイスオフで始まった。互いに攻守が入り乱れスピード感の溢れる試合展開になった。名古屋#1 東がクリースでボールをもらいショットで先制。その後、もう1点同じ形で入れ、名古屋#8 瀬戸がイリーガルチェックでフラッグダウン1分でエキストラマンオフェンスが始まるも、九大はゴールを決めきれなかった。残り5分辺りで九州#1 守田がゴール前でフリーでパスを貰いゴールし、2-1で終了。

2Q

　序盤は互いに譲らない展開になるが、九州#7 三浦がゴールし、2-2の同点に追いつく。しかし、 すぐに名古屋#28 岩崎がボトムからのパスを貰いゴールを2本決め、4-2と差を広げ前半終了。

3Q

　差を広げられた九州は、積極的に攻め、九州#11 天野がトップから1on1を仕掛け、ゴールで1点差に縮める。すると、名古屋#28 岩崎がサイドでパスを貰いゴールし再び差を2点に広げた。しかし、九州#1 守田のゴール、九州#11 天野の1on1からのゴールによって5-5の同点に追いつき終了。

4Q

　互いに攻めるものの点が入らない時間が続いた。そんな中名古屋#22 大西の遠目からのショットが九州の選手に当たり、アンスポーツマンライクコンタクトでフラッグダウンで1分のエキストラマンオフェンスになったが、名古屋は九州の猛攻を凌ぎ切り終了し、延長に入った。 点を決めた方が勝つため、互いに攻め続けるが、そんな中名古屋#3 三谷がボトムから1on1を仕掛け倒されながらゴールを決め、6-5で試合終了。名古屋大学が勝利した。

Text by  日本ラクロス協会九州支部学生連盟　広報委員会幹部　肥山 巧望

photo：日本ラクロス協会九州支部事務局次長補佐　稲永 泰之

                 福岡教育大学ラクロス部　中山 弥凪

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