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第20回ラクロス全日本選手権 決勝 男子
- ■ 大会名:第20回ラクロス全日本選手権 決勝 男子
- ■ 日程:2009年12月20日(日)
- ■ 場所:江戸川区陸上競技場
スコア
チーム1Q2Q3Q4QTOTALFALCONS536418VALENTIA351413得点者
FALCONS VALENTIA #23 丸山伸也 (4) #44 島袋秀隆 (4) #5 長谷川玄 (3) #6 小林潤 (2) #9 継渉 (3) #25 吉江直人 (2) #24 土屋陽祐 (3) #7 須藤耕太郎 (1) #4 門田雅之 (1) #11 開歩 (1) #12 岡部光人 (1) #12 末木信丈 (1) #20 大岡雅和 (1) #36 長江秀 (1) #30 水田裕樹 (1) #89 平野洋三 (1) #51 宇秋雅年 (1)
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FALCONS
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VALENTIA
【スコア】
【個人賞】
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最優秀選手賞 #5 長谷川玄(FALCONS)
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優秀選手賞 #44 島袋秀隆(VALENTIA)
【審判】
主審 小山哲哉 副審 近藤雄亮 林拓史 CBO 稲垣和彦 BM 鷲北真誠
【レビュー】
第20回全日本選手権チャンピオンを決めるにはふさわしい快晴の中、誰もが楽しみにしていたFALCONS 試合前、FAL主将#30水田選手は、「VALEはライバル。自分たちはもちろん、会場も楽しませ、点をたくさん獲って、負けてしまったクラブ選手権の仮を返したい。」と語った。一方、VALE主将#36長江秀選手は、「2年振りの舞台。FALは個人能力が高いため、うちはフィールドの選手も、ベンチ、スタンドの選手も一つになって、全員で優勝を目指す。」と語った。 そして、運命の試合開始のホイッスルが響き渡った。
第1クォーター。フェイスオフでVALEは、イリーガルプロシージャーを取られ、FALのポゼッションとなった。すると、途轍もないスピードのパス回しから、FAL#23丸山選手がゴール右横からアンダーシュートを決めた。この試合のファーストシュートがゴールになった。直後にもゴール正面からシュートを放つが、VALEゴー 第2クォーターも、点の取り合いとなった。開始3分に、両チームともファールで1人少なくなった。直後、VALE#25吉江選手が、試合前VALE主将が、今日の注目選手に挙げたVALE#10村松選手の見事なパスをゴール右横で受け、シュートを決めた。開始6分にもVALEは1点を追加し、再び同点とした。しかし、FALも負けまいと攻める。同点にされた直後、開始7分、FAL#5長谷川選手が左手でランニングシュートを決めた。ゴーリーのタイミングをずらした、技ありのシュートだった。その後、FAL2点、VALE3点を追加し、8-8の同点で前半を終了した。
第3クォーターは、完全にFALペースとなった。開始1分、VALE#44島袋選手がサブマリンからゴールを決めた。しかし、VALEはこのクォーター、このゴールしか決めることが出来なかった。ディフェンスでは、第3クォーターだけで7ファールをしてしまい、流れをFALにもっていかれた。一方そのFALは、開始8分までに4点を 第4クォーター、FALは勝利を確信せず攻めた。もちろん、相手がVALEであったからだろう。一方のVALEも試合を全く諦めていなかった。相手がFALであろうと。まさに、両チームは良き「ライバル」だと会場に感じさせた。このクォーターでは、両チームともに4点を追加した。そして試合は、18-13でFALが第20回大会のチャンピオンに輝いた。 試合を通して、プレーの面でも、負けないという気持ちの面でも会場を楽しませ、心を引き付けたと感じた。尚、この試合のMVPはFAL#5長谷川選手、VPはVALE#44島袋選手となった。MVPに輝いた長谷川選手は、「昨日の夜イメージした通りの結果になり嬉しい。これからも応援してほしい。」と語った。 来年2010年は男子世界大会も予定されており、日本ラクロスのさらなる飛躍が求められる年でもある。今日の素晴らしい試合を観て、この2チームが日本ラクロスのレベル向上の鍵を握るものと確信し、さらなる牽引役として多いに期待したい。 |
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