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第15回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(女子・東京会場)

  • ■ 大会名:第15回ラクロス全日本クラブ選手権大会・準決勝戦(女子・東京会場)
  • ■ 日程:2013年11月17日(日) 11:00試合開始
  • ■ 場所:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場
  • スコア

    チーム
    前半 後半
    TOTAL
    MISTRAL
    9
    7
    16
    CACTUS
    1
    2
    3

    得点者

    MISTRAL CACTUS
    #11 和田 亜紀子 (6)
    #4 山田 真帆 (1)
    #54 柿崎 美帆 (3)
    #13 松浦 伊代 (1)
    #17 長岡 良江 (2)
    #33 深本 志保 (1)
    #2 小堀 優子 (1)
    #18 出井 姫耶 (1)
    #50 山口 満里奈 (1)
    #70 松井 理紗 (1)
    #71 森 若菜 (1)

     

    審判員 椎木 絵理
    五島 幸子
    江島 絵美
    高実子 実奈子

【スコア】

【審判】

【レビュー】

第15回全日本クラブ選手権大会 準決勝戦MISTRAL対CUCTASの試合は、MISTRAL#11和田の連続ゴールで幕を開けた。

MISTRALは一気に流れを引き寄せ、序盤CUCTASは満足にボールを触ることができない。 5分、MISTRALのキープミスからCUCTASボールになると、CUCTASは勢い良く敵陣に攻め込む。 ゴール前でテンポ良くパス回しを展開し、チャンスを伺うCUCTASだったが、 MISTRAL#51川田の鮮やかなパスカットにより速攻が生まれ、#54柿崎のショットでフィニッシュとなる。 しかし、11分には再びCUCTASがゴール前のパス回しから生まれたゴール前フリーを上手く活かし、 #33深本がチーム待望の初得点。

この得点をきっかけに反撃を仕掛けたいCUCTASだったが、MISTRALはその隙を与えない。
無理ないクリアでボールを運べば、次には素早いゴール前の展開でCUCTASのディフェンスを揺さぶる。
CUCTASのディフェンス陣の連携が崩れたところを#18出井は優位な体勢でシュートを撃ちこみ、5-1とする。
これにはCUCTASもたまらず、タイムアウト。

試合再開後もMISTRALは即座にドローをものにし、#11和田が追加得点。
この後もMISTRALは速攻からのゴール前の鋭いパス&シュート、迫力ある1対1、確実なフリシュートで得点を重ねる。
CUCTASは必死に耐え忍ぶ時間帯が続き、前半終了1分前にやっとのことで#3相原がシュートを繰り出すも、MISTRAL・G #4西に阻まれる。結局、前半は9-1で終了。

後半に入ってもMISTRALは攻撃の手を緩めること無く、開始わずか10秒で#54柿崎が速攻から得点すれば、今度は#11和田が本日4点目となるフリーシュートを決め、得点を積み上げる。

8分が経過した頃、両チームともに若干大味なプレーが増え始め、暫し点の決まらない膠着状態へ陥るが、これを打ち破ったのはまたしても#11和田のゴールだった。
しかし、CACTASもこの失点から吹っ切れたかのように火がつき、MISTRALに対し攻勢をかけ始める。CACTASの積極的な仕掛けは攻撃にリズムを生み出し、#4山田がチーム2点目を呼び込む。
これにMISTRALは少々ふいを突かれたか、これまで殆ど見られなかったディフェンス陣内でのファウルを重ねてしまう。フリーシュートのチャンスを得たCACTAS#13松浦はこれを冷静に決め、CACTASの連続得点でスコアを14-3とする。
しかし、MISTRALはこの直後、ドローからすぐさま#50山口がゴールを決め、嫌な雰囲気を一蹴してみせる。

後半終了5分前、CUCTASサイドはここで引き下がるわけにはいかないと言わんばかりに果敢に攻め込むが、MISTRALは切り替えの早さでこれを確実に凌ぎ、逆に終了30秒前に#54柿崎がダメ押しの1点を追加。
スコアを16-3としたところで、試合終了となった。

終わってみれば各項目でMISTRALの技量と熟練度の高さが際立つ試合ではあったが、終盤の両チームの攻防は大変見応えがあり、観客を沸かせていた。
尚、勝者のMISTRALは2013年11月30日(土)に行う決勝戦へ進出する。

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