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第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・1回戦(男子・関東会場・第2試合)

  • ■ 大会名:第17回ラクロス全日本クラブ選手権大会・1回戦(男子・関東会場・第2試合)
  • ■ 日程:2015年10月31日(土) 18:00試合開始
  • ■ 場所:東京都(江戸川区)・江戸川区臨海球技場
  • スコア

    チーム 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
    ARM ARTISTA (東海1位) 0 0 2 1 3
    Stealers (東日本2位) 4 4 5 3 16

    得点者

    ARM ARTISTA Stealers
    #4 筒井 将仁 (1) #47 堀内 茂大 (5)
    #5 門田 雅之 (1) #14 池川 健 (3)
    #31 福井 克哉 (1) #22 倉田 康平 (2)
    #5 高野 英範 (1)
    #8 佐藤 雅史 (1)
    #20 塚田 哲也 (1)
    #54 桑田 智史 (1)
    #55 薗 隆太 (1)
    #66 西山 龍也 (1)

    審判員

    主審 金子 剛之
    副審 源 学
    福田 美貴
    CBO 小池 智
    ベンチマネージャー 鷲北 真誠

【スコア】

【審判】

【レビュー】

 全日本クラブ選手権、関東会場での1回戦第2試合。スティーラーズ(以下、STL) vs アルマアルティスタ(以下、A2)の試合を行った。

第1Q
 開始2分、STR#47・堀内がグラウンドボール後の崩れた状態から得点を上げる。続けて#14・池川が相手ディフェンスの激しいチェックをかわしながらゴール真裏から切れ込み、単独で得点を決める。STRのスピード感溢れる攻撃に対して、堅実な守りを重ねるが、一瞬の隙からA2はファウルをしてしまい、STR#47・堀内がエキストラマンオフェンスで得点を決める。
 対してA2も#31・福井のスピード感溢れる1対1から得点の切り口を広げようとするも、STRの安定したディフェンス陣に対して、得点を決める事が出来ない。STRのオフェンスに対しては、A2はアグレッシブなディフェンスを展開した。ボールマン以外のオフェンスマンに対して、予めディフェンスマンが思い切り張り、STRのオフェンスに対抗する。
 そのような中、STRは一瞬の隙を見て、#20・塚田が得点を決める。0-4のSTRリードで第1Qを終了した。

第2Q
 開始から両者の攻防が続く。A2は、オフェンス時に自分達のペースを掴む事ができず、ミスが続く。STRもA2の独特なディフェンスに対して、攻めきる事ができない。
 試合は膠着状態が続くが、STR#54・桑田がゴール真裏からトップへのボールを受け、カットインで得点を決める。
 A2も負けじと、STRのボールダウンから、素早いブレイクに繋げるも、ゴールを決めることができない。直後、STR・#55・薗が得点を決め、ゲームは一気にSTRムードに。その流れのままSTR#5・高野が強烈なミドルシュートをA2ゴールに突き刺し、そして#47・堀内が細かなパスワークを受け、クリースから得点をあげた。
 0-8でSTR大量リードのまま第2Qを終了した。

第3Q
 ハーフタイム中のスティックチェックでファールの判定があり、STRのマンダウンディフェンスから第3Qがスタートした。
 A2はこのチャンスをモノにすることができるかが、この後の展開に大きく影響してくる。A2はマンアップの状態で得点を試みるも、STRディフェンス陣の守備範囲の高い技術にパスカットをされてしまい、度々ポゼッションを失う。しかし、マンアップ解除直後のグラウンドボールから、A2#5・門田が待望の初得点をあげ、1-8とする。
 しかしSTR#47・堀内がゴール真裏から切れ込み、強引にシュート。STRはリードする点差を崩さない。STRの猛攻が続く中、A2は長時間ディフェンスで粘り続けるも、#66・西山、#22・倉田、#14・池川が2得点と、合計4得点を続けてあげる。クォーターの終わり直前、A2#31・福井がスピードに乗ったブレイクで得点を決め、2-13で3Qを終了した。

第4Q
 後がないA2は勝負をかける。クォーター開始時から、ボールマンに対して、2人のディフェンスを付け、ボールを奪いにいく。しかし、アグレッシブに攻めてしまい、フラッグダウン(ファールの判定)。
 STRはエキストラマンオフェンスから #22・倉田が得点を決める。それに続き#47・堀内、#8・佐藤が得点を取る。A2も負けじと、#4・筒井がゴール前の混戦でグラウンドボールを拾いゴールに押し込むが、無情にもここでゲームセット。3-16でゲームが終了した。

 A2は、試合で見せたアグレッシブで非常に気合の入ったディフェンスにより、非常に有効的に守ることができていたが、それと比較してオフェンスが続かなかった。得点力が今後強化されれば、A2は間違いなく東海から日本のラクロスを引っ張っていくチームへと大きく成長を遂げるだろう。今後の挑戦に期待をしたい。

【ギャラリー】