第3回全日本ラクロス大学選手権・準決勝戦（女子）：関西学院大学 vs 金城学院大学

試合始まりのドローは、両者一歩も引かずグラウンドボールでスタートする。
そして、金城学院大学（以下、金城学院）がボールを獲り攻撃が始まる。金城学院#24藤田がシュートを撃つがゴーリーに止められる。関西学院大学（以下、関西学院）の攻めになるがアウトオブバウンズとなり、再び金城学院ボールとなる。金城学院はそのまま攻めに行き、関西学院がディテイニングを犯す。しかし、金城学院はそれを活かしきれず、逆にファールを犯しフリーシュートを与えるが、関西学院もシュートを外す。両チームともオフサイドとなった後、スローで試合再開となり、関西学院#10小田がスローを獲るが、金城学院がブロッキングを犯し、なかなか試合の展開が広がらない。
関西学院#57志渡が1対1で攻めるがこれもまたシュートが決まらない。金城学院はゴーリーからのクリアーで1本のパスがチャンスとなる。しかし、関西学院の高い位置からの強いプレッシャーにより、それ以上攻めることができない。両チームのミスが続きターンオーバーの繰り返しとなる。
金城学院#49中嶋がシュートに行くが関西学院ゴーリーのナイスセーブにより得点が決まらない。関西学院がプッシングを犯し、金城学院はフリーシュートを得るが決まらず。金城学院は再びボールポゼッションし、攻めるがインザクリースを犯し、関西学院ボールとなる。ここで、金城学院がディテイニングを犯し、関西学院#57志渡のフリーシュートが決まる。試合開始12分で初得点が決まった。関西学院1－0金城学院。
金城学院はタイムアウトを取り、流れを変えようとする。金城学院#11部田が1対1からシュートを決める。さらに、金城学院#29菅田もシュートを決め、関西学院1－2金城学院となる。
次のドローは関西学院が獲り攻め込む。金城学院はフリースペーストゥーゴールを犯し、関西学院はフリーシュートを撃つが決まらず。ボールポゼッションした金城学院はパスで攻めようと試みるがなかなか攻められない。ここで、ボールを取った関西学院は、#33馬野が1人でボールを運び、#57志渡にラストパスを渡し、シュートを決める。これで同点2－2。
試合経過20分、金城学院がゴール前のグラウンドボールをものにし、#49中嶋がシュートを流し込む。再び金城学院リードで2－3。
しかし、関西学院も#36向井から#33馬野へのパスがつながり、シュートが決まる。ここで同点3－3となり前半終了。

後半は金城学院が先にボールポゼッションをする。しかしパスが繋がらず関西学院のボールポゼッションとなり、#57志渡が1対1からシュートを決める。関西学院が4－3でリード。
さらに、関西学院はゴール裏から攻めに行き、チェイスも取ったが、インザクリースのファールと判定され、金城学院のボールになる。それでも関西学院はライドで粘り、ボールを奪い、#57志渡がシュートを狙うが最後のところで精彩を欠き得点は決まらず。ここで、金城学院による頭部へのデンジャラスチェックがあり、イエローカードが提示される。そして関西学院#33馬野がフリーシュートにより点を決める。関西学院のリード、5－3。
金城学院が関西学院のスティックチェックを要請したが、合法と判定され、試合は続く。
ドローをものにしたのは金城学院であり、パスも流れるように繋がったがシュートには至らず。一方の関西学院は#72上坂から、ゴール前11ｍ内にいる#10小田へ綺麗にパスを繋げるが、ここで金城学院がディテイニングを犯す。関西学院#10小田がフリーシュートを決め、関西学院のリードは広がり6－3となる。
タイムアウトを挟み、試合再開となる。
ドローは混戦となったが、最終的に金城学院がボールを獲る。ゴール裏でボールをキープしてから、ゴール前にパスを繋ぐがシュートは決まらない。関西学院がチェイスを取るが、その後グラウンドボールとなり、ボールは再び金城学院へ。#21吉村が1対1でシュートを撃つところに関西学院がプッシングを犯すが、金城学院のフリーシュートを関西学院は止める。両チームともファールが続きボールが落ち着かない。
後半経過15分、関西学院#62宮田がシュートを決め、7－3で関西学院のリード。さらに、#57志渡が1対1を仕掛けた後、ゴール裏からカットしてきた#10小田が1対1からシュートを決める。関西学院、9－3とリードを広げ、勝利へ大きく前進する。
関西学院のタイムアウト後、金城学院がボールポゼッション。しかしゴール前でグラウンドボールとなり、これを関西学院がなんとかキープする。しかし、ミスにより再び金城学院ボールとなる。金城学院は幾度となく攻撃を仕掛けるがなかなか決まらない。それでも金城学院はディフェンスをくぐり抜け、カットインしてきた#49中嶋がシュートを決め、9－4と1点を返し、反撃ののろしをあげる。一方の関西学院も突き放そうと更に攻撃を仕掛ける。
結果、金城学院の反撃は関西学院のディフェンスを破ることは出来ず、試合は9－4で関西学院の勝利となった。