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第3回全日本ラクロス大学選手権・準決勝戦(女子):立教大学 vs 西南学院大学
- ■ 大会名:第3回全日本ラクロス大学選手権・準決勝戦(女子):立教大学 vs 西南学院大学
- ■ 日程:2011年11月26日(土) 17:10試合開始
- ■ 場所:東京・大井ふ頭海浜公園第2球技場
立教大学(白) vs 西南学院大学(紺)
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西南学院大学
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立教大学
【スコア】
チームや大学名 | 前半 | 後半 | 合計 |
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立教大学 | 8 | 5 | 13 |
西南学院大学 | 1 | 4 | 5 |
【得点者】
立教大学 | |
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#20 鈴木美穂 | 4 |
#41 木村友美 | 3 |
#1 白城栄理子 | 2 |
#12 浅野いずみ | 1 |
#17 榎本安澄 | 1 |
#35 飯塚菜々恵 | 1 |
#81 上岡慧子 | 1 |
西南学院大学 | |
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#20 秦彩乃 | 2 |
#40 平田詩織 | 1 |
#70 笹栗尚美 | 1 |
#75 奥薗奈々 | 1 |
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【審判】
主審 | 高久 朋香 |
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副審 | 平野 倫子 |
副審 | 森山 さやか |
副審 | 鈴木 知代 |
【レビュー】
関東学生リーグ戦1位の立教大学(以下、立教)と4地区予選1位の西南学院大学(以下、西南学院)の試合は、立教大学のドロー獲得でスタート。
試合開始から5分間、立教の流れである。立教は安定したパス回しを続けながら、シュートを常に狙っていた。そして試合開始3分ほどで立教#1白城が先制点を決めた。
その後も立教は流れに乗り、ゴールをどんどん狙い、また相手のパスミスを誘っていた。そして、立教は、パスからカットインのシュートにより、#1白城がまたもや得点を決める。
その後のドローも立教が獲り、立教のペースが続く。西南学院も立教のペースを崩そうと、グラウンドボールに食らいつく。マイボールに何度もしている部分もあったが、立教のプレッシャーを受け、またボールを奪われてしまう。
そして試合経過8分あたりで、落ち着いたパス回しからのカットインで立教は3点目を決めた。その後もその流れで立教の#41木村により4点目が決まる。
しかしペースを掴んでいた立教も、試合時間12分を経過するあたりでファールの数が目立ち始めた。一方の西南学院はマイボールの数を増やし、立教へプレッシャーをかけていく。
その後、攻防がお互い続き、試合時間は経過していった。
立教はパス回しを多くし時間を使って攻めていた。そこで5点目をあげた。
西南学院は速攻のような縦に繋ぐパス回しにより、ゴールに向かう姿勢を強めていた。シュートに向かっていく回数が増え、1対1からのシュートがよく見られた。シュートは惜しくも入らなかったが、歓声もたくさん響きわたった。
そんな中、落ち着いて攻めていた立教は#20鈴木が6点目を決める。ここからまた立教の流れになっていった。
更にパス回しから、ゴール前センターへのカットインでまたしても#20鈴木が7点目を決める。立教がシュートを撃ってはチェイスを争うというシーンが繰り返された。西南学院のディフェンスの粘りで立教のシュートが続く流れが一時途絶えたものの、またゴール裏からのパスに合わせゴール前センターにカットインしてきた立教#20鈴木によるシュートが決まり、立教は8点目をあげる。
押されている状況だったが、前半ラスト5分で西南学院の流れがくる。西南学院の速さのある展開から1対1のシュートで#75奥薗が西南学院の初得点を決める。
続くドロー後まもなくして、前半8ー1、立教が有利な状態で前半は終了した。
ドローのグラウンドボールは立教が獲り、後半が始まった。
ボールを回しチャンスを作ろうとするもののパスが通らない場面が続いたが、立教#35飯塚が1対1でDFを抜きゴール正面でシュートを決めた。立教リードで9-1。これが後半で初めての得点になった。
次のドローは、西南学院が獲るも、すぐに立教がインターセプトし、#12浅野がそのままゴール前に持ち込みシュートを決めた。続いて、ゴール前15m地点の1対1から、立教#81上岡がそのままシュートを決めて、立教リードの11-1。
続くドローからのグラウンドボールでの混戦は、何度もボールダウンしたが最終的に西南学院が獲り、オフェンスエリアにボールを運んだ。ここから西南学院がセットプレーや1対1をしかけるが、アウトオブバウンズになったりしてうまくいかない。それでも、一旦立教に移ったボールをインターセプトした西南学院は、#20秦がゴール左上から1対1で仕掛けてシュートを決める。続いて、セットプレーにより#40平田が立教のディフェンスをくぐり抜けシュートを決めた。ここからやや西南学院の流れになってきた。9-3。
ドローは立教が獲り、セットプレーを仕掛ける。ここで西南学院の3秒ファールにより立教がフリーシュートを得る。これは外れてしまったが、立教はチェイスを取り、ボールポゼッションを続ける。ラスト10分、立教がまた攻めていき、#99のパスから、#17榎本のカットによりシュートを決めた。10-3となる。
ドローは立教#21三澤が獲りそのままシュートに行くが決まらず。グラウンドボールは西南学院が獲った。その勢いに乗った西南学院は、セットプレーに持ち込み、1対1を仕掛けるがシュートが決まらない。
ラスト3分になり、西南学院の3秒ファールにより、立教にフリーシュートが与えられる。立教は、ボールを一旦ゴール裏に回し、♯20鈴木がゴール左下から回り込んでシュートを決めた。負けていられない西南学院だったが、ドローからのグラウンドボールの混戦から、立教#20鈴木がまたしても、シュートを決めた。12-3。
残り時間が少なくなり、両者ともインターセプトやボールダウンを繰り返すが、立教のリードのまま、13-5で試合は終了した。