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第22回ラクロス全日本選手権大会・準決勝戦(男子):京都大学 vs FALCONS

  • ■ 大会名:第22回ラクロス全日本選手権大会・準決勝戦(男子):京都大学 vs FALCONS
  • ■ 日程:2011年12月11日(日) 13:30試合開始
  • ■ 場所:京都・宝が池球技場
  • スコア

    チーム
    1Q
    2Q
    3Q
    4Q
    TOTAL
    京都大学
    3
    1
    2
    1
    7
    FALCONS
    1
    2
    2
    3
    8

    得点者

    京都大学 FALCONS
    #14 松永 健太 (3) #90 関根 幹祐 (3)
    #3 多田 光志 (1) #23 丸山 伸也 (2)
    #10 金城 惇平 (1) #27 斎藤 胤太 (1)
    #15 古川 龍也 (1) #43 畠山 昂太 (1)
    #16 大河内 健一 (1) #91 本下 純 (1)

    審判員

    主審 坂本 猛
    副審 中筋 源太
    溝渕 信博
    CBO 箕輪 武
    ベンチマネージャー 山本 昌宏
  • FALCONS

  • 京都大学

【スコア】

【レビュー】

冬が始まり、本格的に冷え始めた今日、宝が池球技場において第22回ラクロス全日本選手権大会・準決勝戦、京都大学(以下、京大)対FALCONS(以下、FAL)の試合が行われた。決勝進出への切符をかけた熱い戦いが幕を開けた。
 
第1Q、先制したのは京大。開始2分、京大#15古川がゴール裏から相手ディフェンダーをかわして華麗にシュートを決める。対するFALは、5分、#90関根が反撃の1点を相手のクリアミスから得点する。その後は、お互いの堅い守備陣が奮闘し、一進一退の攻防が続く。均衡を破り、京大#16大河内がゴール裏からパスを受け取り、一人をかわしてシュートを決め、勝ち越しに成功する。続いて、18分、京大#14松永がゴール裏から一人をかわして豪快にシュートを決め、3-1で第1Qは京大がリードしたまま終了した。

第2Q。開始2分後、FAL#47荻原がゴール左下からパスを出し、#90関根が左上からシュートを決める。続けて、FAL#30水田がトップからパスを出し、#27斎藤がミドルシュートを決める。その後FAL、京大共に攻めるが、両者鉄壁のディフェンス、ゴーリーによりなかなか得点を重ねることができない。膠着の中、残り2分、京大#10金城がパスをもらい、ミドルから豪快にシュートを決め、4-3の京大リードで第2Q終了。

第3Q、京大のエキストラマンオフェンスからスタート。始まってすぐ、京大#3多田がゴール前でゴールを決める。その3分後、FAL#90関根がブレークからゴール左横でボールもらい、相手ディフェンスを抜いて、ゴール前でゴールを決める。それからしばらく均衡状態が続くが、FAL#43畠山がゴール裏から出たボールをキャッチして左上からミドルシュートを決めて、京大に喰らいつく。しかし京大#14松永がゴール左上からドライブして左横からゴールを決める。FALはなかなか追いつけないまま6-5で第3Q終了。

第4Q、京大リードで迎えたが開始2分、FAL#23丸山がトップからミドルシュートを決め再び同点に追いつく。その後は激しい攻防が続くが、お互い得点を重ねることができない。試合終盤、先に均衡を破ったのはFALだった。またも#23丸山がゴール裏からのパスを決め、とうとう同点に追いつく。このまま同点で終わると思われた残り1分、ゴール裏からパスを受けた京大#16大河内がシュートを決めた。誰もが勝利を確信した瞬間、FALがスティックチェックを申請し、審判員によるチェックの結果、イリーガルクロスであると判定され、得点は無効になった。残り30秒、勢いついたFAL#91がエキストラマンオフェンスでシュートを決めFALが7-8で劇的な勝利を収めた。

昨年の大会優勝チームであるFALが王者の貫禄を見せ、勝利を飾った。しかし京大も最後は涙を呑んだが、最後の最後まで逆転を許さなかった。FALは決勝へ臨むが、京大もこの悔しさをバネに新たに挑戦していって欲しい。

【ギャラリー】