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第24回ラクロス全日本選手権大会・女子準決勝
- ■ 大会名:第24回ラクロス全日本選手権大会・女子準決勝
- ■ 日程:2013年12月7日(土) 14:30試合開始
- ■ 場所:大阪・長居第2陸上競技場
スコア
チーム前半 後半 TOTALMISTRAL7512関西学院大学134得点者
MISTRAL 関西学院大学 #11 和田 亜紀子 (4)#21 吉田 真麻 (3) #2 小堀 優子 (2)#51 後藤 咲 (1) #16 江川 順子 (2)– #17 長岡 良江 (2) – #51 川田 佳代 (1) – #54 柿崎 美帆 (1) – 審判員
主審 草刈 かなこ 副審 平野 倫子 後藤 正子 喜嶋 志穂子
【スコア】
【審判】
【レビュー】
2013年12月7日(土)、日差しが差し込む青空の中、冬の冷たい風が吹き抜ける長居第2陸上競技場において、第24回ラクロス全日本選手権大会、MISTRAL(以下、MIS) 対 関西学院大学(以下、関学)の試合を行った。
前半開始直後、華麗なパスを回し、MIS#11和田(亜)が先制点を決めた。関学のディフェンスは粘りを見せたものの、連続得点を許してしまう。その後、関学のボールとなるが、MISの固いディフェンスによりボールを奪われてしまい、速いボール展開から、前に出て来た関学のゴーリーをかわしてMISはゴール前でフリーの状態となり、得点へと繋いだ。
関学はMISの固いディフェンスに負けじと攻めを続けるが、なかなか1点を取ることが出来ない。だが、試合開始14分、関学応援団の誰もが望んだ1点がついに決まった。ゴール裏からゴール前への正確なパスがこの1点をもたらした。
しかし、すぐにMISに引き離されてしまう。我々の目を疑わせるようなMISによる匠なシュートが会場を賑わせた。MIS#11和田(亜)は自身の4点目となる豪快なシュートを観客に見せつけた。前半、両者ともグラウンドボールへの食いつきは互角であったが、MISの攻撃が目立ち、7-1で終了した。
後半開始22秒、関学#21吉田が見事ゴールネットを揺らした。その後すぐにMISにフリーシュートを与えてしまうが、ゴーリーのナイスセーブにより、関学の攻撃が始まる。関学はシュートを放つも、なかなか得点には繋がらない。次第に流れはMIS側になり、MISは関学のディフェンスを惑わせる動きで上手くフリーの状態を作り、ゴール裏からの1対1で見事得点へと持ち込んだ。その後、関学も、ディフェンスを寄りつけない速さの1対1で1点を奪い返す。
残り時間4分、MISのファウルにより関学はフリーシュートのチャンスを得るが、そのチャンスをものにすることができなかった。試合終了間際、1点でも得点差を縮めたい関学の思いが叶い、後半だけでみれば2点差で抑えることが出来た。結果は12-4、MISの勝利で幕を閉じた。
全国クラブ1位の座を持つMISの力に関学は圧倒される試合となった。MISはこのままの勢いで全日本選手権に挑んでほしい。関学は、今回の経験を活かして来年もまたこの舞台で輝いてほしい。