スコアレポート
【スコアレポート】第11回ラクロス全日本大学選手権大会・男子決勝戦|早稲田大学vs.東北大学
- ■ 大会名:第11回ラクロス全日本大学選手権大会・男子決勝戦
- ■ 日程: 2019年12月1日(日)
- ■ 場所:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
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Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー 海藤秀満
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早稲田大学
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東北大学
【スコア】
チームや大学名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
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早稲田大学 | 1 | 1 | 2 | 1 | 6 |
東北大学 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
【得点者】
早稲田大学 | |
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#24 小林 大祐 | 2 |
#0 岡田 康平 | 1 |
#7 青木 俊汰 | 1 |
#23 半場 涼介 | 1 |
#99 清水俊克 | 1 |
東北大学 | |
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#6 浅野 勇磨 | 1 |
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【個人賞】
最優秀選手(MVP) | 早稲田大学 #3 鈴木 雄大 |
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優秀選手(VP) | 東北大学 #10 小山 真 |
【審判】
主審:篠原 将浩、副審:徳田 駿大、副審:原 拓輝、CBO:森部 一斗、BM:佐々木 奈摘
【レビュー】
2019年12月1日寒空の元駒沢陸上競技場ではラクロス全日本大学選手権大会決勝早稲田大学(以下早稲田)VS東北大学(以下東北)の試合が行われた。
1Q
試合開始のホイッスルとともに初めのフェイスを取ったのが早稲田。相手陣内でパスを回し攻撃のタイミングを伺っていると、東北#3佐野清が上手くボールダウンをポゼッションをとる。このまま一気に敵陣に入る東北だったが、ここでオフサイドの反則早稲田にボールを奪われる。ボールを奪った早稲田はここから怒涛の攻撃を見せる。#13中小路渉からパスを受けた#24小林大祐が正面からショットこれが成功。この試合通して初めてのショットがスコアとなる。その後のフェイスも早稲田が取ると、#13中小路渉が今度は自分で得点を狙うがこれは枠外。東北もボールダウンを誘い敵陣に入るがここで2回目のオフサイドをしてしまう。このポゼッションから早稲田が追加点を狙う。早稲田#7青木俊汰がゴール裏から一気に駆け上がり倒れながらもショットを打ち意地の追加点を決める。さらに追加点を狙う早稲田、#21那須由樹がショットを打つがこれはセーブされる。これ以上離されたくない東北も早稲田ゴールへと迫る。東北#91嶋林佳生がチーム初めてのショットを打つが得点とはならず。さらにゴール裏からのパスをトップで受け取った東北#11高嶋佑輔がショットを打つが枠外に外れチェイスを早稲田に取られる。
両チーム一進一退の攻防が続くが得点は生まれずこのままスコア2-0で1Qを終える。
2Q
2Qはフェイス早稲田がポゼッションをすると試合がすぐ動く。早稲田#7青木俊汰から#23半場涼介へのパスが通り左上からショットを打つとこれが成功。早稲田が追加点を上げる。さらに引き離しにかかる早稲田はフェイス後再び#7青木俊汰から今度は#24小林大祐へのパスからショットを打つ。しかし枠外次に#26小野泰輔が右裏から駆け上がりショットこれも枠外。攻め手にかける東北もゴーリーセーブから敵陣に入ると、東北#11高嶋佑輔が左裏からのまくりショットを打つがこれも枠外と1点が遠い東北。2Q も終盤戦に入っていくが、早稲田の鉄壁のディフェンスの前に東北はチャンスを作れない。対する早稲田もショットを打つがネットを揺らすことはできない。このままスコア動かず3-0で2Qが終わる。なんと早稲田は東北相手に前半を0点で抑える。
3Q
早稲田大学応援部BIG BEARSのハーフタイムショーが終わり、後半戦が始まり早稲田が前半戦に続き優位を保持し続けた。早稲田大学#99清水俊克選手のショットが決まり5-0となった。
反撃したい東北大学は#10小山真選手のナイスDFや、#14荒木佑之輔選手のボールダウンなどでボールをポゼッションするが、自らのパスミスや早稲田大学の強固なDF組織の前に苦戦を強いられる。一方早稲田大学は3Q終盤に#5丸田敦司選手のパスを#24小林大祐選手がゴールに押し込み5-0と早稲田が大量リードで3Qを終えた。
4Q
4Qは東北王者の東北大学が意地をみせる。序盤早稲田大学#5丸田選手にゴールを決められ6-0と大量リードされるも、早稲田大学のゴール前のショットを東北大学#5田村怜於選手が2度スーパーセーブ。東北大学の守護神が躍動する。これに鼓舞されたのか東北大学1人少ないマンダウンのピンチも無失点で乗り越え、東北大学#3佐野清選手のボールダウンなどでボールを奪い攻撃のチャンスを作った。
4Q中盤、東北大学#6浅野勇磨選手がついに早稲田のDFを打ち破り初得点。東北大学の反撃ムードが漂うが、関東覇者の早稲田大学がここで覇者の意地をみせ、#1中島大介選手のボールダウンを筆頭として東北大学の追撃をシャットアウト。ここで試合終了となり2年連続早稲田大学が優勝し、冬晴れの駒澤競技場に紺碧の空が響き渡った。
【コメント】
Photo gallery
Photo by 日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー 海藤秀満