スコアレポート

【スコアレポート】第11回ラクロス全日本大学選手権大会・女子1回戦|南山大学vs.福岡大学

  • ■ 大会名:第11回ラクロス全日本大学選手権大会・女子1回戦(名古屋会場)
  • ■ 日程: 2019年11月16日(土)
  • ■ 場所:愛知県(名古屋市)名古屋市港サッカー場
  • 今回の試合は、第11回ラクロス全日本大学選手権大会の幕開けということもあり、会場にも多くの人が来場し、選手たちに熱い声援を送った。試合前半は南山大学の安定感のあるATが光り、南山大学がリードを保っていた。ハーフタイムには「東海地区応援団」という東海地区の各大学の有志で結成された応援団が観客を盛り上げた。福岡大学にも大きな声援が送られ、3Qには福岡大学が強気なプレーで詰め寄り、南山大学に迫った。4Qも福岡大学が果敢に攻め続けたが、最後は南山大学が勝利した。両チームの気持ちのこもったプレーに、会場も大いに盛り上がりを見せた。素晴らしい試合を繰り広げた両チームの選手には、大きな拍手を送りたい。また、勝利チームである南山大学には、佐賀県で行われる準決勝でも、白熱した試合を期待したい。  

    Text by 日本ラクロス協会広報委員会ゲームレポート班・村井維海

  • 南山大学

  • 福岡大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
南山大学 4 4 1 3 12
福岡大学 0 2 2 2 6

【得点者】

南山大学
#6 神田 真央 3
#16 遠山 佳奈 3
#2 山内 理紗子 2
#38 前田 真穂 1
#45 長谷川 菜摘実 1
#81 小野 真奈美 1
#99 濱田 亜弥紗 1
福岡大学
#19 高辺 香衣 3
#15 萬野 美和 2
#13 重松 優里 1
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【審判】

主審:宮崎 彩、副審:植田 千晶、阪本 一美、TO:山田 章子

【レビュー】

1Q:試合開始1分、南山#6・神田がシュートを撃つも惜しくも枠外、その後南山#7・眞野がシュートを撃つも、福岡ゴーリー#17・林がセーブする。福岡がクリアを運ぶも、なかなか攻めきることができない。試合が動いたのは開始3分、南山#6・神田がランクリアを成功させ、そのままトップからの1on1が決まり、南山が先制点をとる。さらに試合開始9分、南山#38・前田が右下から1on1をかけ、DFを内抜きし、シュートが決まる。10分、南山のファールにより福岡#4・矢野がフリーシュートを撃つも南山ゴーリー#29・柴田がセーブする。11分、南山#6・神田から#45・長谷川へのパスが繋がり、シュートが決まる。さらに13分、南山#38・前田から#16・遠山へのパスが繋がり、シュートが決まる。1Q終了間際、南山#7・眞野がシュートを放つも、#17・林がセーブし、1Qは4-0と南山が試合の流れを掴んだまま終えた。

2Q:2Q開始1分、福岡#19・高辺がシュートを放つも、#29・柴田がセーブする。2分、南山#2・山内の右上からの1on1が決まり、5-0とする。4分、南山がクリアを運び、#16・遠山がシュートを決める。福岡最初の得点は6分、福岡#15・萬野のフリーシュートが決まり、6-1とする。8分、南山#16・遠山がシュートを撃つも枠外、チェイスを福岡#4・元村がとる。福岡がクリアを運ぶも、パスミスとなり再び南山がATとなる。11分、#99・濱田のフリーシュートが決まる。しかし福岡も負けてはいない。14分、福岡#19・高辺の左上からの1on1により、シュートが決まる。このまま2Qが終わると思われたが、南山#6・神田の0度付近からのシュートが決まり、8-2とする。ここで2Qが終了した。

3Q:3Q始めの得点を挙げたのは福岡であった。#19・高辺が右上から1on1をかけ、ゴール前でロールをしシュートを決める。3Q開始3分、南山#7・眞野がフリーシュートを撃つが、#17・林のナイスセーブ。5分、福岡がクリアを成功し、#15・萬野のシュートがきまり、8-4と点差を縮める。ここから両者粘り強く守る時間帯となる。9分、南山#38・前田がランクリアをし、#16・遠山がシュートを撃つも枠外となる。さらに10分、#6・神田から#16・遠山へとパスが繋がり、シュートを放つも#17・林がセーブする。11分、福岡がクリアを運び、#7・内野がシュートを撃つも、#29・柴田がセーブする。得点が動いたのは13分、南山#2・山内の2番ハッシュマークからのフリーシュートが決まる。その後南山#6・神田がシュートを放つも、#17・林がセーブをし、9-4で3Qを終える。

4Q:4Qは両者点を取り合う展開となった。1分、南山#6・神田がフリーシュートを放つも#17・林がセーブする。そこから福岡がクリアを成功させ、2分、#19・高辺が左上から1on1をかけ、そのままゴール前でシュートを決める。6分、南山#6・神田が左下から1on1をかけ、ロールしてシュートを決める。さらに7分、南山#7・眞野から#16・遠山へとパスが繋がり、そのままシュートが決まる。しかし福岡も強気なプレーを見せる。9分、福岡#13・重松が右下から1on1をかけ、2枚のDFを抜き、そのままシュートを決める。しかし10分、南山#81・小野のシュートが決まる。14分、福岡#19・高辺がゴール前でシュートを放つも、南山ゴーリー#1・鬼頭がセーブし、そのまま12-6で試合が終了した。

Text by 日本ラクロス協会広報委員会ゲームレポート班・村井維海

Photo:日本ラクロス協会広報委員会取材班・小保方智行