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第28回東海学生ラクロスリーグ戦・女子

  • ■ 大会名:第28回東海学生ラクロスリーグ戦・女子
  • ■ 日程:2019年 11月3日(日)
  • ■ 場所:パロマ瑞穂北陸上競技場
  • 今回の試合では、東海の1位を決める試合であることもあって多くの方が足を運び、試合を観戦に来ていた。試合は2Qまで接戦状態であり、緊張感のある試合で観客も大いに盛り上がりを見せていた。3Qで南山大学が大差をつけ、観客が南山大学の勝利を確信したかのようなムードが漂っている中、愛知教育大学が巻き返しを図り、最後の1秒までどちらが勝つかわからないといった試合であり、応援している側も熱くなるような試合であった。この試合でラクロスを初めて見たという人にもラクロスの面白さが伝わっていることを願いたい。

    Text by 岐阜大学女子ラクロス部 知﨑志保

    Photo by 日本ラクロス協会広報部 小保方智行

  • 南山大学

  • 愛知教育大学

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
南山大学 1 3 3 5 12
愛知教育大学 1 3 2 5 11

【個人賞】

  • 南山大学 神田真央

  • 愛知教育大学 中本風香

【審判】

小鹿えりか、坂本一美、宮崎彩、高間早織

【コメント】

Q

試合開始直後から、お互い激しい攻防が続いたが、先制点を制したのは南山大学#7 眞野であった。トップからのスピードある1on1により、ディフェンスをかわしシュートを決めた。その直後愛知教育大学も負けておらず、#10 伊藤のフリーシュートが決まり、111Qを終えた。

Q

2Q開始直後、先制点を獲得したのはまたしても南山大学で、#2 山内がシュートを決めた。その後なかなか愛知教育大学はボールを奪うことができず、南山大学の#7 眞野や#6 神田のシュートが決まり、41になった。しかし、後半になり愛知教育大学に火がつき、南山大学からボールを奪い、

#2 水野からのパスで#6 中尾がシュートを決めたりと巻き返し、44の同点で2Qを終えた。

Q

開始直後、南山大学の#2 山内がフリーシュートを決めると、愛知教育大学もブレイクで点をとり、両者一歩も譲らなかった。その後南山大学はキレのある素早い1on1#6 神田が次々とシュートを決め、75と愛知教育大学を引き離した。しかし、愛知教育大学も引き離されまいと、3Q終了間近で#39若林からゴール前に飛び込んだ#17熊谷にパスが通り、シュートが決まった。そうして763Qを終えた。

Q

4Q開始直後、先制点を獲得したのは愛知教育大学の#39 若林でフリーシュートが決まった。その後接戦のように思われたが、南山大学の勢いはやはり止まらず、117と愛知教育大学をどんどん引き離していった。誰もが南山大学の勝利を確信した中、愛知教育大学だけはまだ諦めていなかった。後半にかけて、#39 若林、#2水野、#10伊藤のシュートが決まったが、試合は1211と南山大学の勝利で幕を閉じた。

総括

今回の試合では、本リーグで圧倒的に強かった南山大学が難なく勝利するように思われたが、愛知教育大学の最後まであきらめないといった強い気持ちにより、最後までどちらが勝つかわからない接戦状態となった。