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第30回 東日本クラブチームラクロスリーグ戦|女子決勝

  • ■ 大会名:第30回 東日本クラブチームラクロスリーグ戦
  • ■ 日程:2019年10月19日(土)
  • ■ 場所:葛飾区奥戸総合スポーツセンター陸上競技場
  • クラブ開幕戦と同じ対戦となったNeOFUSION。決勝戦は数年ぶりに使用した葛飾総合グラウンドで行い、試合前には小雨が降っていたが徐々に天気も回復していったが朝方雨が降っていたせいか観客も例年より少ないように思えたが青のNeOシャツと黄色のFUSIONシャツの応援団をはじめとした観客はグラウンドにいる選手へ声援を送っていました。雨が上がり試合もシーソーゲームで盛り上がってきてどちらが勝つか最後の最後までわからずプレー一つ一つに緊張感が走っていた。決勝戦と言うこともあり試合も白熱していた試合内容だったがゆえにもっと大勢の観客に是非見てもらいたかったと感じ、会場関係なく安定した決勝戦での集客数が集まればと今後の課題も見られました。

    Text by 新妻結(日本クラブチームラクロス連盟 東日本支部女子支部長)・図師 侑里佳(同、東日本支部女子 執行部広報)

【スコア】

チームや大学名 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
NeO 1 5 0 4 10
FUSION 2 1 2 0 5

【得点者】

NeO
#10 関口 紗生 2
#11 小川 絵里子 2
#12 髙野 ひかり 2
#5 森岡 友菜 1
#24 山田 千沙 1
#27 水野 果奈子 1
#77 久米 奈々 1
FUSION
#5 山田 美帆 2
#12 河合 由美 2
#10 高橋 実緒 1
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【コメント】

Q

第1Q、試合開始のドローを取ったのはFUSION#17水戸選手だった。そのままゴールへ向かいパスを回してキープするがNeOがインターしてクリアで運び#24山田選手が1on1仕掛けながらのゴール前にカットインした#27水野選手へのパスからのショットが決まり先制点はNeO。その後FUSIONは#12河合選手による粘り強い1on1ショットが決まり同点に追いついた。その後#5山田選手の鋭いショットによる追加点で2-1FUSIONリード。NeOゴーリーからの素早いクリアが成功しカットインからの#27水野選手#24山田選手のショットも惜しくもゴーリーセーブでそのままFUSION1点リードで第1Q終了。

Q

第2QはドローNeOが取り速攻で#12高野選手、走り抜けながらのそのままフェイクを入れショットが決まり2-2同点に追いついた。FUSIONもボールキープをしつつ#24寺西選手ショット狙うがゴーリー正面でファールになってしまいターンオーバーからNeO#10関口選手ショット決まりNeO逆転。その後のドローはNeO#24山田選手の連取が続きNeO#10関口選手、右横から中に入りながらのショットが決まり、続いてNeO#11小川選手フリーシュートや1on1DFを切り替えしてのショットで得点が続きNeOが引き離していく。FUSIONターンオーバーから#10のショットが決まり5-3で縮めていき、その後もターンオーバーからのFUSION#17水戸選手走りながらのショットを狙うが惜しくも枠外。その後NeO#10関口選手が得点して6-3NeOリードで前半終了。

Q

6-3NeOリードしていく中で3Q開始のドローを取ったのはFUSION#17水戸選手が取ってゴールへ向かいながらもパスで運び#10高橋選手から#5山田選手へのパスが通り右下狙ったショットが決まり、その後フリーシュートにより#12のターンショットが決まってFUSION2点巻き返し後1点の所まで追いついてきて6-5NeO1点リードで第3Q終了。

Q

第4Q開始のドローはNeO#24山田選手が取り#12高野選手右上から切り込みながらの力強いショットが決まり7-5FUSIONの連続点を止めた。その後NeOもクリア成功し相手コートへ攻撃が続くもFUSIONの壁も継続されて強いがNeOターンオーバーから#12高野選手再びブレイク狙いつつゴール前に縦横した#77久米選手のショットが決まり8-5NeOリード。ここで火が付いたかのように#24山田選手、#5森岡選手の連続得点でFUSIONを引き離しそのまま試合終了。

総括

先制点を決めたNeOだったがFUSIONも負けじと追い付き1Qでは2-1FUSIONが逆転してリードしていた。2Qでは#12高野選手の追加点でNeOも火がつき始め3#10山田選手、#11小川選手と追加点が次々に決まりFUSIONを引き離していった。3QもそのままNeOの攻撃が続くかと思ったがFUSIONも粘り強いDFに加えて#5山田選手、#12河合選手と追加点を決めてその差はわずか1点となり4Qを迎えた。2チーム共にゴールへ向かうがファールやダウンボール等でターンオーバーが続いたが少しずつ相手のDFを崩し始めたのはNeOだった。4QのドローはNeOが連取していきそのまま一気に突き放して勝利へと繋いでいった。最後の最後までどちらが勝つかわからない決勝戦ならではの白熱した試合となったが今年もNeOが昨年に続き連覇した。

審判員:五東 幸子・喜島 志穂子・大塚 紀代子・金田 郁美