2015年9月7日(月)
2015女子19歳以下世界選手権:HCからのメッセージ
国際大会
第6回FIL女子19歳以下世界選手権大会を終えて、2015年度19歳以下女子日本代表・永島正和ヘッドコーチからのメッセージを掲載します。
2015年度19歳以下女子日本代表は、第6回FIL女子19歳以下世界選手権大会において、予選リーグであるPool B/Cを1位通過し、上位8ヶ国による決勝ラウンド(Championship Bracket)へ進出しましたが、世界TOP5であるPool Aを3位通過した強豪オーストラリアに敗れ、最終的に5位・6位決定戦にまわり、その5位・6位決定戦では、延長戦の末、ニュージーランドに敗れ、6位で大会を終えております。
目標であった過去最高順位を阻む世界TOP4(カナダ、アメリカ、イングランド、オーストラリア)の壁を痛感し、また、必ず達成したかった5位通過によるPool A昇格にも至らず、ヘッドコーチとして自らの力の無さを実感しましたが、選手並びにスタッフ一同、日本代表としての誇りを胸に最後まで全力で戦い、そしてボロボロの身体で最後まで走り続けた選手たちを私は心から誇りに思います
なお、最終日の残り2戦では、3位決定戦で、Pool Aを3位通過のオーストラリアが4位通過のイングランドに1点差で敗れ、この女子19歳以下世界大会で初めてメダルを逃し、決勝戦は、あの世界No.1のアメリカ(この大会を4連覇中だった)が、Pool A・2位通過のカナダに1点差で敗れるという結果を目の当たりにしたことで、改めて勝負の世界の難しさを学ばせて頂いた大会となりました。
大会期間中、皆様からたくさんのご声援を頂き、心よりお礼申し上げます。
[写真:永島ヘッドコーチ]
■第6回FIL女子19歳以下世界選手権大会
[左:第1戦・ニュージーランド戦は逆転で勝利/右:第2戦・イングランド戦]
[左:第3戦・韓国戦/右:第4戦・スコットランド戦]
[左:第5戦・イスラエル戦に勝ち、Poo Cを1位通過/右:第6戦・オーストラリア戦]
[左:第7戦はスコットランドとの再戦となった/右:第8戦・ニュージーランド戦(5位決定戦)]
Text by:2015年度19歳以下女子日本代表ヘッドコーチ・永島正和
Photo by:2015年度19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・関田都、同マネージャー・渡辺優