2025年3月12日（水）

【日本代表活動レポート】2025年ラクロス男子20歳以下日本代表第3回練習会レポート/第4回練習会招集選手について (2025年3月8日・9日)

日本代表

2025年3月8日（土）に大井ホッケー競技場メインピッチ、3月9日（日）に駒沢オリンピック公園第一球技場にて、2025年ラクロス男子20歳以下日本代表の第3回練習会が行われました。

3月8日は、雪が降る極寒の中での練習となりました。昼から集まった選手たちは、1ヶ月ぶりに再会する地方勢の仲間も多く、和気あいあいとした雰囲気の中で練習がスタートしました。

練習の最初には、持久力測定やアジリティ測定を実施。選手たちは自身の数値を憧れの日本代表選手と比較し、さらなる成長の余地を感じる者もいれば、自身の高い数値に驚く者もいました。

2日目には、アンチドーピング講習会を実施しました。選手としてクリーンであり続けること、そしてスポーツにおけるフェアネスの大切さについて考える時間となりました。

講習では、禁止薬物やサプリメントの注意点、誤って摂取するリスク、さらにはドーピングは技術や努力ではなく、不正によって結果を得る行為であり、アスリートとしての信頼を損なうものであることが強調されました。
また、TUE（治療使用特例）の申請手続きや、アンチドーピング規則違反が発覚した際の処分例についても説明があり、選手たちは一層の責任感を持つきっかけとなりました。

両日の練習メニューは、先月培った基礎を活かしながら、徐々に戦術ベースの 5v5、6v6 へと移行。グラウンド上での声の量も増え、選手たちがチームとして機能し始めていることを実感しました。インプットの多いメニューもありましたが、それを自分たちのものとして消化し、実践へとつなげる選手たちの柔軟性には目を見張るものがありました。

ポジション別練習では、オフェンス陣は全力でのシュート、ディフェンス陣はボールマンの見方を重点的に強化。それぞれの役割がより明確になり、チームの「カラー」が見え始めています。

また、「宣言タイム」では、ペアを組んでお互いの目標を共有。さらに、練習後には振り返りの時間を設け、1カ月後の練習までに達成すべき課題を明確にしました。こうした取り組みを通じて、選手たちは日々の成長を実感しながら、一歩ずつ前進しています。

これからも男子20歳以下代表チームの活動にご注目いただき、引き続き温かいご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。