2023年10月16日(月)

【News Release】ラクロス・ロサンゼルス2028オリンピック 追加競技に決定!!

日本ラクロス協会

2023年10月16日(月)、IOC(国際オリンピック委員会)総会において、2028年に行われるロサンゼルスオリンピックの追加競技として、ラクロスが追加されることが決定いたしました。これにより、ラクロスは120年ぶりにオリンピックに戻ってくることとなりました。

 

オリンピック競技化にあたり、日本ラクロス協会よりコメント

ラクロスがオリンピックという新しい挑戦の機会を得ることができたことを、大変うれしく思っています。
すべての関係者の方々に御礼申し上げます。ラクロスは、北米ネイティブアメリカンを起源とする、世界90の国と地域で、約90万人の競技人口を抱えるスポーツです。

日本国内には男女合わせて247の大学チームと、73のアマチュアの社会人クラブチームが存在し、約13,000名の登録会員と、約11万人のラクロス経験者からなるラクロスコミュニティがあります。

ロサンゼルス2028オリンピックでの競技化は、その全ての仲間の新しい未来へ繋がるもので、大学生と社会人だけでなく、若年層も含めたより広い世代にラクロスが普及する契機になれば嬉しいです。

選手の大半が大学生から競技を始め、その多くがビジネスパーソンとしても活躍しているラクロス日本代表は、直近の世界選手権大会で男女ともに第5位、昨年開催されたワールドゲームズでは男子が銅メダル、女子が第6位の成績を収めており、世界でも強豪国の一角をしめています。

個々のチームや大会においても、大学生や社会人の会員自らが自主運営し、審判員、指導者の育成等を通じて競技力を着実に高め合ってきた日本のラクロスが、オリンピックに参加しどのようなパフォーマンスを発揮できるか。これからのプロセスを楽しみながら、真摯に取組んでいきたいです。

JLAの創設スローガン「Lacrosse Makes Friends.」には、競技を通じた異文化コミュニケーションや人材育成への貢献、平和への願いがこめられています。この、スティック一本あれば性別や年齢、所属や国などのあらゆる枠を一瞬で飛び超え、互いを個人として尊重し合えるつながりが生まれる文化を、日本に、世界に、更に広げていきたいと思います。

公益社団法人日本ラクロス協会
佐々木裕介(理事長) 寺本香(事務局長)

 

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