2022年4月22日(金)

【お知らせ】2022年度 新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた公式戦の運営基本方針(2022年4月22日)

日本ラクロス協会

安全対策

全国

新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた公式戦の運営基本方針(2022年度版)について

 コロナ禍2年目となった2021年度。日本最高峰の場である選手権、新入生の晴れ舞台である新人戦、チームの垣根を超えた代表活動や強化活動など、2020年度にやりきれなかった活動を少しずつ取り戻すことができた年でした。どの行事をとってみても、安易に開催を選んだものや、なんとなく実現したものはありません。一つひとつの現場に沿った感染症対策を、一人ひとりが心掛けることで、なんとかこれらの行事を実施することができました。ご協力いただいたみなさまに感謝します。

 コロナ禍3年目となる2022年度。私たちは引き続き、この感染症の脅威に晒されています。直近では1月の半ばからオミクロン株への対応に迫られました。当初は明確な情報が得られない中、ラクロスコミュニティでも多数の感染者が確認され、これまでは事例のなかった練習中の感染と疑われる例も報告されました。その後、1月末から2月にかけて、情報や対策が日に日に、そして大きくアップデートされていったのも特長的でした。私たちはこの第6波によって改めて、私たちがこれまで発信してきた「最新の情報をとる」「リスクを洗い出す」「自らが主体となって対処を考える」という姿勢が今日でも引き続き大切であることを確認しました。

 そこで、これまでの共有してきた考え方や対応を整理しながら、現在や今後の情報に合った運用が主体的にできるよう、各種方針をまとめ直しました。例えば、「新型コロナウイルス感染者発生時の対応フロー」では、これまでJLAでは感染者が発生した時の濃厚接触者の特定や対応を「保健所や医療機関の指示に従うこと(当事者が保健所に判断を確認し、関係者に共有)」としてきましたが、今は保健所が濃厚接触者を積極的に特定しないケースがあることも踏まえ、まず初動としてチームにおいて範囲特定をするように変更しました(その後、保健所などの特定があればそれに従う)。また、感染者や濃厚接触者の療養期間・待機期間が変わっていったことを踏まえて、日数を具体的に定めるのではなく、最新の期間を順次適用することにしました。「公式戦会場における対応・制限」においては、マスクの着脱など対策の根幹となる部分で詳細を残しつつ、審判のホイッスルを使用可とするなど、競技のパフォーマンスや魅力に関わる部分では状況に応じ選択できるようにしました。

 新たな仲間がチームに加わる時期です。改めて「最新の情報をとる」「リスクを洗い出す」「自らが主体となって対処を考える」この3点について確認し合い、話し合う機会を、各チームで作っていきましょう。

Bravely Forward Task Force

 

新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた公式戦の 運営基本方針(2022年第1版)