2021年5月17日(月)

【レポート】日本ラクロス協会「新勧向けオンラインワークショップ~チームの魅力を引き出し、新入生に伝えていく~」

日本ラクロス協会

一般社団法人日本ラクロス協会(以下、JLA)は、2021年3月20日(水)に、『リクルートエージェント』と連携しワークショップを実施しました。

2020年、各チームの新勧がオンラインに変わり、「自分たちのチームの魅力を相手に伝える。」という機会が減ってしまいました。これは2021年に勧誘活動を行う側である新2年生も、自チームの魅力を特定の個人に伝える重要性、またそのノウハウを知らないということを意味します。今回のオンラインワークショップでは『リクルートエージェント』さまのお力を借りて、昨年の勧誘活動で例年並の成果が出せず、リーグ戦への単独出場が危ぶまれるチームに向けて、サポートを行いました。

概要

▼日時: 3月17日(水) 17:00〜20:00

▼対象: 全国の大学生チーム男女

○ 地区内で2-4年生(2021年からの新学年)の部員数が20名以下の大学を対象

※一部を除く

○ 各チームの新勧担当者 最大1名

 

■参加者:

当日は北海道から九州まで、7地区男女合わせて49名の47の大学が参加しました。(以下順不同)

▼男子:大阪産業大学、中村学園大学、千葉大学、淑徳大学、大手前大学、信州大学、札幌学院大学、香川大学、滋賀大学、北星学園大学、玉川大学、北海学園大学、香川大学、

▼女子:九州産業大学、名城大学、北海道教育大学、高崎経済大学、安田女子大学、広島修道大学、酪農学園大学、西武文理大学、高知大学、東海大学、淑徳大学、島根大学、山口大学、藤女子大学、大阪国際大学、北九州市立大学女子、東京女子大学、愛媛大学、松山大学、北海道大学、椙山女学園大学、東北学院大学、久留米大学、フェリス女学院大学、福島大学、福岡女学院大学、至学館大学、香川大学、大東文化大学、実践女子大学、国士舘大学、東京外国語大学、京都工芸繊維大学、北星学園大学、日本福祉大学、文教大学

 

■実施内容:

ワークショップは参加大学4-5名と『リクルートエージェント』の社員、11名が小グループを組成し、全体講義とグループワークを繰り返し行い、インプット、アウトプットを行うことで、チームの魅力をどういった人たちに伝えていくのが良いか、以下の2つのステップで気付ける内容としました。

ステップ1:現状分析「そもそも自分たちの魅力とは?」

各大学は事前に共有されたワークシートをもとに、チームの基本的な情報 (活動頻度、目標など)や、人・組織の魅力(学年ごとの構成人数、部内制度など)をリクルート社員と会話することで、自チームの魅力に気づけるワークを実施しました。

ステップ2:メッセージング「ターゲットに合わせた魅力とは?」

ステップ1で気が付いた魅力は様々なものが有りました。これらの魅力を、複数の具体的な人物像に対して、ターゲットに合わせて魅力を伝える方法をワーク形式で学びました。

■参加者の声:

・他大学や『リクルートエージェント』の方から自分の大学の魅力はここじゃない?と言われて、改めて自分の大学の魅力を再確認できた。(広島修道大学・女子)

・新勧では、新入生個人の性格や目的に合わせて、大学の魅力をPRしていくことが大切だということが分かった。(西武文理大学・女子)

・日本全体で同じ境遇にあるチームが多いと知ることができた。リクルートさんにアドバイスを頂ける機会はなかなかないので参加できてとても満足です。(淑徳大学・女子)

・ターゲを抜かりなくやることがミスマッチを防ぐ最大のポイントだと感じた(滋賀大学・男子)

・人に合わせたメッセージングというのは新勧で1番大切なことだと思いました。自分自身の立場で1年生の時に置き換えたら、確かに寄り添って人に合わせて勧誘活動するのはとても大事だと感じました。(北星学園・大学男子)

 

■リクルート社員の声:

・自分自身とても楽しみにいていたイベントで、業務にて振り返る点、気付きも多かった

・学生のみなさまとの接点を持つこと自体が自分にとっても新しい発見があった

 

■リクルートエージェント事務局より:

・今回は日本ラクロス協会様との初めての試みを実施しました。学生のみなさまが、学びや刺激になったとおっしゃっていただきましたが、リクルート社員にとっても新しい機会となりました。今後もお役に立てる機会があれば幸いです。

 

■事務局浅井より:

今回のワークショップを通じ、各大学での新勧活動が、入学したての1年生に寄り添ったものとなり、少しでもラクロス部に魅力を感じ、ラクロスファン、ひいては日本ラクロスの未来を担うラクロスプレイヤーが増え、各チームの活動が活性化することを期待しています。

また、真剣に新勧活動を通じて得た、ライフスキルを社会に出ても活用し、Lacrosse as a Lifeを体現し、人としても素晴らしい人材に成長して行くことも合わせて期待しています。