2020年11月8日(日)

【レポート】日本ラクロス協会成長戦略発表会「JLA Daybreak Conference 2020」

日本ラクロス協会

日本ラクロス協会成長戦略発表会「JLA Daybreak Conference 2020」

一般社団法人日本ラクロス協会(以下、JLA)は、2020年11月7日(土)に、日本ラクロス協会成長戦略発表会「JLA Daybreak Conference 2020」を開催し、「JLAの今後の成長戦略と方針」を発表いたしました。
今後の日本ラクロスの活動を、協会組織の決定のみで進行するのではなく、情報公開の上で、ラクロスコミュニティをはじめ、様々な力を広くオープンに借りながら、ラクロスというスポーツを発展させていく「スポーツの新しい形」を創設することを目的としております。

実施概要

■日時:2020年11月7日(土)13時~15時
■形式:YouTube Live
■プログラム
 Opening Session 日本のラクロスはどこから来てどこへ向かうのか。
 第一部 2021年、3つの新しい取り組み
  #001 Sixes(6人制ラクロス)開始
  #002 ブランドデザインパートナー決定
  #003 ユニフォームへの広告掲載開始
 第二部 基本戦略と3つの構想
 質疑応答

■登壇者
 サムライラクロス合同会社 代表 渡邉 賢一
 株式会社VASALLO 代表取締役社長 小林 慶士
 株式会社ワンステップ 代表取締役社長 瀧澤 昭人
 株式会社Criacao 事業責任者 中村 俊一
 一般社団法人日本ラクロス協会 理事 兼 CSO(最高戦略責任者) 安西 渉
 一般社団法人日本ラクロス協会 理事長 佐々木 裕介
MC
 プロラクロスプレイヤー 山田 幸代

 

JLA Daybreak Conference 2020(アーカイブ動画)

 

第一部 3つの取り組みの発表

#001 Sixes(6人制ラクロス)開始

今後、世界的に始まる6人制ラクロス“Sixes”をサムライラクロスと連携。
現時点ではsixesの正式ルールはWLより未発表ですが、2021年はサムライラクロス主催、JLA協賛・協力でテスト大会「ロクロク」を開催し、2022年からはJLA主催、サムライラクロス協力のもと、国内競技団体の公式競技として実施し、代表チームの組成も行っていきます。
JLAは、このsixesを10人制ラクロスの延長線上ではなく、新たな競技として成長させていく方針です。

 

 

#002 ブランドデザインパートナー決定

JLAは、ブランドデザインパートナーとして、株式会社VASALLO、及び、LENACOS(株式会社ワンステップ)とブランドデザイン1パートナーシップを締結しました。(期間:2021年1月1日~2024年12月31日)。
今後、ラクロスの社会的認知や世界の強豪国に勝利するため、ラクロス日本代表のユニフォームなどアパレル製品のご提供のみではなく、日本代表のブランドを戦略的に設計していくパートナー会社として、共に成長して参ります。

VASALLO

「ラクロスをオモシロく、ラクロスでオモシロく」をコンセプトに、日本発のラクロスブラ ンドとして2009年に東京でスタートしました。VASALLO名の由来は、バサロ泳法。
マイナースポーツやそのスポーツをプレーしている選手が、深く潜ったところから、一気に加速・浮上し水面から顔を上げたときに輝けるようサポートしていきたいという想いを込めています。

LENACOS

ブランド名の由来は【Leading the New Age of Lacrosse】2018年より『ラクロスをする全ての女性のために』をコンセプトにスタート。
スポーツウエアに不可欠な機能性と、チーム・選手の価値(勝利)を引き出すデザイン性を兼ね備えた「次世代ウエア」です。
LENACOSは、日本女子ラクロス界と共に成長し、ラクロスプレイヤーのPRIDEを応援します。

 

 

#003 ユニフォームへの広告掲載開始

「ユニフォームへの広告掲載」については、2020年12月に申請方法やガイドラインを提示予定。
実際に広告が入ったユニフォームやヘルメットは、2021年の公式戦から使用できるようになります。

 

 

第二部 これから、日本のラクロスはどう進化していくのか?

JLAブランディング基本戦略

日本ラクロスの価値の源泉は、「先進性」にあるという仮説を元に「ラクロス特有の価値」ついて言及しました。

 

構想①Small Government

コンパクトな協会を目指し、ルールとプラットフォームの上で、ラクロスコミュニティや一般企業/自治体などたくさんの人が活躍できる環境にづくりを目指します。

 

構想② Lacrosse As a Life.

ラクロス競技力と組織力を向上させつつ社会を生き抜くライフスキルを養う「学びのプラットフォーム」の構築を検討しています。

 

構想③世界大会の招致検討開始

2025年女子世界大会、2026年男子世界大会の日本開催に向けて検討開始いたします。

 

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