2020年2月28日(金)
3月1日は「脳振盪啓蒙の日」
安全対策
3月1日は「脳振盪啓蒙の日」
近年、ラクロス競技において、国内外、男子・女子競技に関わらず、脳振盪、またはそれを疑える症状の発生が増加しており、国内リーグ戦でも複数の報告が寄せられています。
一般社団法人日本ラクロス協会では、重大な事故を未然に防ぐために、接触プレーに対しての注意喚起を始めとして、指導者講習会やSafetyGuard(安全対策担当者)講習会においての講習、およびガイドラインの作成など様々な安全対策を実施してきました。
そして2018年に、全協会会員に脳振盪の深刻さ及び危険さを再認識する機会として、毎年3月1日を『脳振盪啓蒙の日』に制定しました。
各チームで改めて安全対策を図る中で脳振盪への理解が進み、知識を深めていくことで更なる安全向上に繋がるよう、啓蒙を実施していきます。
「脳振盪、またはそれを疑える症状の発生について(ガイドライン)」を掲載いたしますので、各チーム・各会員におかれましては、ご確認ください。
* 脳振盪、またはそれを疑える症状の発生について(ガイドライン) (PDFファイル)
(本ガイドラインに、CRT5(脳振盪認識ツール)を掲載しています)
医科学委員会について
一般社団法人日本ラクロス協会では、安全対策等の体制を更に強化していくため、2019年の安全対策準備委員会を経て、2020年に医科学委員会を発足いたしました。
この委員会では、運動生理学・医学・トレーナー等の専門家を招聘し、安全対策活動の高度化や啓発活動、またスポーツ科学研究に取り組んでまいります。