熱中症対策について
熱中症は防げる! 熱中症ゼロを目指そう!!
熱中症とは?
「熱に中る(あたる)」という意味で使われ、暑さゆえ起こってしまう症状です。
ラクロスにおいても、毎年熱中症による救急車搬送が発生しています。しかし、個人として、チームとして対策を行っていれば、未然に防ぐことも可能ですので、熱中症にならないためにはどうしたら良いか、考えていきましょう。
- Ⅰ度 めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗
- Ⅱ度 頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感
- Ⅲ度 意識障害・痙攣・手足の運動障害・高体温
最悪の場合は生命に関わってしまいます!!
熱中症が発生しやすい環境とは?
特に、気温が30度以下でも湿度が高いと汗をかいても熱を発散できなくなり、熱中症にかかってしまうので注意が必要です。
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 風がない
熱中症にかからないために
特に、試験期間後は暑さに慣れないこともあり、熱中症にかかりやすいです。最低でも30分に1回は休憩し、こまめに水分をとりましょう。
また、少量の塩分補給も必要です。また、少しでも熱中症の症状が伺われたらプレイをやめる、やめさせる判断をしましょう!
- よく寝る
- バランスの良い食事を摂る
- 十分に休養し、次の練習に疲れを残さない
- 通気性の良い服装
- こまめに水分補給
- 暑さに慣れる
- 連続試合をしない、予定にない練習(罰走など)を行わない
- こまめにヘルメットをはずす
熱中症かな?と思ったら
熱中症は発見が遅れたり、初期対応を誤ると命に関わることがあります。大切なのは熱中症を疑うことです!
チームとして気を付けること
熱中症を予防するためには、選手・スタッフひとりひとりの心がけはもちろんですが、チームとして熱中症を予防するための「環境作り」というのも重要です。
- 練習中休憩する機会を増やす
- 日陰があるか確認する
- 水飲み場がどこにあるかを確認する
- 涼しい時間帯に練習する
- 氷を準備する
- 熱中症予防情報サイトを確認する
http://www.wbgt.env.go.jp/
参考文献:日本体育協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」トレーニングジャーナル2003