医科学委員会

NEWS

記事一覧

安全対策部会

Sportscience&safety

部会の目的

近年のラクロスでは、競技レベル向上に伴って身体への負担が過大になるとともに、暑熱環境の悪化による影響等も加わり、選手が脳振盪や心臓振盪、熱中症といった重篤な症状に陥る危険性が高くなっています。本部会では選手の安全確保を最優先とし、全会員に対して、外傷、障害、事故等の予防や対処について啓発することを目的とします。

部会の主な活動

  1. JLA 加盟チームに対して安全対策に関する啓発活動や情報提供を実施し、安全対策担当者(セーフティーガード)を育成します。
  2. 試合中において発生した事故や熱中症、重篤な外傷等を調査し、予防や対応について施策を提言していきます。

JLA内の位置付けと体制

理事会直下の諮問委員会である医科学委員会の中の部会として、医科学委員会内の安全対策に関わる活動を行います。アドバイザーを含めた構成員は、医師、アスレチックトレーナー、研究者、教育者、指導者などで、ラクロス国際連盟(WL)とも連携を密に図っています。

アンチ・ドーピング部会

Anti-Doping

部会の目的

ラクロス国際連盟(以下、WL) は 世界アンチ・ドーピング機構(WADA) に 加盟しており、その会員となる各国の国内統括団体、並びに、その構成員にも順守を義務化おり、厳格なアンチ・ドー ピングの姿勢を示している。JLA としても、日本代表選手のみならず、会員全体に対してもアンチ・ ドーピングの重要性を啓発する事に重点をおく。

部会の主な活動

  1. JLA 加盟チームに対し、スポーツの価値(ラクロスの価値)に関しての理解を深め、アスリートとして知っておくべき基本的なアンチ・ドーピングに関する情報の共有と意識付けを重視し、講習会などを通して、対象を選手・SG に限定 せず、指導者やマネージャーも含めて啓発していく。
  2. World Lacrosse 及び JADA、J-Fairness との連携

部会のビジョン

ラクロスを通じて日本のアンチ・ドーピング活動の啓発への貢献 ~ラクロス・インテグリティを高め、選手の品位や高潔さを保つ~
※中期目標は、『フェアネス/LACROSSE PRIDE の価値観を共有する』

JLA内の位置付けと体制

理事会直下の諮問委員会である医科学委員会の中の部会として活動。医科学委員会内のアンチ・ドーピングに関わる活動を行う。構成員は指導者、選手、審判員、スポーツファーマシスト、教育者などで、協会員、非協会員を問わずクリーンスポーツに関心のあるメンバーで構成されている。

アスリートパフォーマンス部会

Athlete Performance

部会の目的

ラクロス選手のパフォーマンス向上に関する、実践的なトレーニングやコンディショニング方法、あるいはゲーム分析等を取り扱い、調査や情報収集を通して会員に情報提供していくことを目的とします。

部会の主な活動

  1. JLA 加盟チームに対してパフォーマンス向上に関する啓発活動や情報提供を実施します。
  2. ラクロス選手のパフォーマンス測定やゲーム分析等を通して、日本のラクロスの強化に貢献します。

JLA内の位置付けと体制

理事会直下の諮問委員会である医科学委員会の中の部会として、医科学委員会内のパフォーマンス向上に関わる活動を行います。構成員は、アスレチックトレーナー、研究者、教育者、指導者などで、各カテゴリーの強化活動とも連携を図っています。

JLA 医科学委員会 体制メンバー

安全対策部会(10 名)

一原克裕、細川由梨(休)、古澤速人、植村晃匡、花岡一誠、刑部純平、関根大輔、秋山圭(兼)、大西城太郎(兼)、村上真樹子(兼)
一原 克裕 早稲田大学、ハワイ大学、ブリッジウォーター州立大学大学院修了。MLB シアトルマリナーズ傘下でアスレチックトレーナーとして従事、多種目のトレーナーを経て、現在はコードブック株式会社執行役員。BOC-ATC。
細川 由梨 早稲田大学、コネチカット大学、Korey Stringer Institute 研究員、立命館大学スポーツ健康科学部を経て、現在は早稲田大学スポーツ科学学術院講師。BOC-ATC, Ph.D。
村上 真樹子 名城大学薬学部卒、薬剤師、スポーツファーマシスト、アスリートフードマイスター3 級
古澤 速人 早稲田大学卒、早稲田大学大学院在籍中。早稲田大学ラクロス部男子および女子等のアスレチックトレーナー/S&C コーチ。関東地区SG、2021 年女子18 ユースサポートスタッフ。
植村 晃匡 日本体育大学、東京医療福祉専門学校卒。健康・スポーツ系専門学校非常勤講師。複数の大学やクラブチームで、アメフト、サッカー、ラクロス、バスケ、陸上等のトレーナーを担当。JSPO-AT、鍼灸あん摩マッサージ指圧師。
花岡 一誠 福岡歯科大学卒、九州大学歯学部大学院満期退学。歯科医師、スポーツデンティスト、日本スポーツ歯科医学会認定医、全日本柔道連盟公認指導者、福岡県スポーツ医科学委員会委員。
刑部 純平 中京大学卒、中京大学大学院修士課程修了、博士(スポーツ科学)、専門は暑熱対策。愛知みずほ大学助教。東海支部SG 活動講師、中京大ラクロス部トレーナー。JSPO-AT、NSCA-CSCS、NASM-PES。
関根 大輔 ネブラスカ・カーニー大学、ソールズベリー大学院修了。米大学体育局やB リーグ等でトレーナーを担当。デンソーバスケットボール部において通訳担当。

アンチ・ドーピング部会(10 名)

寺本香、大倉崇、奥山沙紀、松畑尚子、渡辺有理沙、藤本章吾、鶴見摂子(兼)、秋山圭(兼)、大西城太郎(兼)、村上真樹子(兼)
寺本 香 甲南大学法学部卒。JLA 事務局長/代表理事。
大倉 崇 東京大学農学部生物環境科学課程卒。学校法人聖マリア学園、聖光学院中学校高等学校教師。JLA A級指導者。
奥山 沙紀 小学校教員、JLA 国際部在籍、JLA 男子競技審判員3 級。
松畑 尚子 明治学院大学卒、筑波大学大学院単位取得満期退学。龍谷大学法学部スポーツサイエンスコース准教授、龍谷大学ラクロス部(男女)部長。
渡辺 有理沙 会社員、JLA 国際部在籍、JLA 男子競技審判員3 級。
藤本 章吾 製薬会社MR、大学ラクロス部、JLA A 級指導者。
鶴見 摂子 上智大学卒。グランドハイアット香港、製薬会社秘書として勤務。Business proficient。
秋山 圭 早稲田大学スポーツ科学研究科博士後期課程修了、Ph.D. 早稲田大学スポーツ科学学術院講師。早稲田大学ラクロス部男子フィジカルコーチ、日本スケート連盟スピードスケート科学スタッフ・ストレングスコーチ。
大西 城太郎 立命館大学産業社会学部卒。大阪医療技術学園専門学校非常勤講師、立命館大学男子ラクロス部トレーナー、JLA 強化部トレーナー。
村上 真樹子 名城大学薬学部卒、薬剤師、スポーツファーマシスト、アスリートフードマイスター3 級

ハイパフォーマンス部会(5 名)

秋山圭(兼)、大西城太郎(兼)、根本将英、森川稔之、千葉至
秋山 圭 早稲田大学スポーツ科学研究科博士後期課程修了、Ph.D. 早稲田大学スポーツ科学学術院講師。早稲田大学ラクロス部男子フィジカルコーチ、日本スケート連盟スピードスケート科学スタッフ・ストレングスコーチ。
大西 城太郎 立命館大学産業社会学部卒。大阪医療技術学園専門学校非常勤講師、立命館大学男子ラクロス部トレーナー、JLA 強化部トレーナー。
根本 将英 東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒。アメリカンフットボール、ラクロスでトレーナーやS&C コーチを担当。
森川 稔之 日本大学、東京スポーツ・レクリエーション専門学校卒。ラクロス、サッカー、野球等においてトレーニング指導を担当。JSPO-AT。
千葉 至 北海道大学卒、北海道大学大学院修了(修士)。日本体育大学スポーツ・トレーニングセンター助教。
北海道大学男子HC、北海道地区男子ユースコーチやSG を担当。理学療法士、NSCA-CSCS、EXOS認定performance specialist(XPS)。

統括・補佐

谷所慶、頃安悠子、鶴見摂子(兼)
谷所 慶 神戸大学、神戸大学大学院。国立スポーツ科学センター研究員、大阪経済大学人間科学部を経て、関西大学教授。Ph.D.
頃安 悠子 千葉大学卒。JLA 強化部本部副部長安全対策担当、男子および女子日本代表マネージャーを歴任。
鶴見 摂子 上智大学卒。グランドハイアット香港、製薬会社秘書として勤務。Business proficient。