ルールの解説
MEN’S RULE 男子競技ルール
目にも止まらぬ 地上最速格闘球技!!!
男子ラクロスは両チーム10人で、15分×4クォーターで行われます。スティック(クロス)を使って、華麗にボールをさばき、
はやく大きな試合展開。ボディチェックも含む激しさが男子ラクロスの醍醐味です。
FIELD SIZE/POSITION
クリア・ライド
■クリア・ライド
○つき=ライド ○なし=クリア
◆クリア
ディフェンス側がボールをオフェンス側に運ぶこと
◆ライド
相手チームのクリアを妨げるディフェンス。
マンアップ・マンダウン
■マンアップ・マンダウン
○=オフェンス ×=ディフェンス
ファウルを伴う退場があると、ディフェンス側は、退場した分だけ少ない人数で守らなければならない。このときのディフェンスをマンダウンディフェンス、オフェンス側をマンアップオフェンス(エキストラマンオフェンス)と呼ぶ。
FOUL PENALTY
プッシング
相手選手を過剰な力で押したり、後ろから押すこと。
トリッピング
相手選手の足をクロスや足でひっかけること。
オフサイド
ボールがあるエリアにペナルティボックスを含めて攻撃陣が7人以上、守備陣が8人以上いること。
スラッシング
相手の頭や身体の一部をクロスで叩くこと。
PENALTY
INFO
- チェイス
- シュートしたボールがゴールの枠に入らず、サイドライン、エンドラインを越えた場合には、ボールがラインを越えた時点でボールに一番近い選手側のチームのボールになる。自チームのボールにするため、シュートされたボールを追うことを「チェイス」という。
- クレードリング
- ボールを相手選手に奪われないために、ボールをクロスのポケットの中で揺らせ、遠心力でクロスのネットに張りつけること。
- フライ
- 選手交代をすること。ゲームメーカーであるミッドフィルダーはフィールド内を縦横無尽に動き回るので体力的に負担が大きい。そのため数分おきに交代をする。
- ボディチェック
- グラウンドボールの時、ボールから半径2.7m以内にいるプレーヤーに対して、ボールを持っている、持っていないにかかわらずボディチェックが許される。ボールが転がった時、ボールを取りに行く選手と、それを援護すべく相手選手に当たりに行く選手に分かれる。これも男子ラクロスの醍醐味だ!
WOMEN’S RULE 女子競技ルール
飛べ、ゆけ、華麗に ここから世界へ
女子ラクロスはフィールドを10人のプレーヤーが自由にかけまわり、ボールをゴールまで運んで点を競い合います。
ポジションは、フィールドのセンターラインを境に、攻(オフェンス)・守(ディフェンス)に、
ほぼ分けることができます。試合時間は、15分×4クォーターで行われます。
FIELD SIZE/POSITION
FOUL PENALTY
プッシング
相手選手を押すこと。
デンジャラスチェック
相手選手を叩いたり、危険にスティックを振り下ろすこと。
インザクリース
ゴール周りの半径3m以内に攻撃側の選手が入ること。
フリースペース トゥ ゴールの侵害
(シューティング・スペース)
ボールを持った選手が、相手ゴールの11mエリア内に入って来たとき、その選手とゴールサークルを結ぶエリア(フリースペーストゥゴール(FSG))に、ディフェンス側の選手が入ること。
ディフェンス側の選手に、ペナルティが与えられる。ディフェンス側の選手の危険を防ぐためのルール。
ペナルティ
反則が起こった際には、相手選手にボールが与えられ、反則した選手はそこから4m離されて、試合が再開される。ゴール付近で、ディフェンス側の選手が反則を犯した場合には、オフェンス側の選手に「フリーシュート」が与えられる。
女子競技の見所
- オフェンスの見所
- 多彩なクロスワークとチームプレーで、ディフェンスをかわし、相手のゴールを狙う。攻め方は、大きく、ファーストブレイク(速攻)とセットプレー(遅攻)に分かれる。グラウンドを広く使ったパス回し、個人の突破によって自陣から一気にシュートまで持ち込むファーストブレイクは、スピード感に溢れ、オフェンスの華である。セットプレーでは、ゴール裏を使ったサインプレーにも注目。
- ディフェンスの見所
- ボールを持っている選手のクロスをチェックしたり、相手のパスをカットして、ボールを奪い、味方のオフェンスにつなげる。特に、複数の選手が声をかけあい、連携して、相手選手を追い込み、ボールを奪うシーンに注目。
- ゴーリーの見所
- ゴールを守る最後の砦。高い俊敏性、冷静な判断力、強い精神力が求められる。時には、ゴールサークルを飛び出し、パスカットを狙うこともある。また、ボールをセーブしたあとの、素早いロングパスは、速攻の起点ともなる。