<男子関東学生リーグ決勝戦>

優勝チーム: 慶応義塾大学

日時:1998年11月23日(祝)13:00 FaceOff
場所:東京・駒沢公園第2球技場

慶応義塾大学vs立教大学慶応義塾大学vs立教大学慶応義塾大学vs立教大学

icon2.gif (355 バイト)レポート

関東学生リーグ戦の決勝戦は、伝統校同士の対決となった。常に上位を勝ち取り
つづけてきた慶応大学に対し、初の決勝進出を果たした立教大学。選手のスキル、
戦術面、チーム戦術、ゲームマネジメントと多くの点で慶応大学が一枚上回ってい
る。したがって、勝敗のポイントは、立教大学が試合序盤いかに先手先手で仕掛け
て得点し、リズムを自分達のものにしつづけられるかに絞られた。
慶応義塾大学vs立教大学慶応義塾大学vs立教大学
 先手をとったのは慶応大学。セットアップオフェンスで速いパス回しで相手ディ
フェンスを揺さぶり、AT#10鈴村がゴール右上からそのままシュートして先取点。こ
れをきっかけにその後は終始多彩なタレントを有し、多彩な攻めが展開できる慶応
大学が支配しつづけた。終わってみれば10-2と慶応大学の圧勝と言える試合であっ
た。立教大学としては、試合序盤を制することができなかった点が悔やまれる。
敗れはしたものの、立教大学はコーチを始めとするチームマネジメント体制を数年
がかりで地道に整えてきたチームであり、また勝利した慶応大学は言わずもがなの
チームである。
慶応義塾大学コーチ立教大学コーチ
両チームを見るに、単なる選手だけの集まりやノリだけではなく、
コーチを始めとしたチームマネジメント力の差が成績に現れる段階に入ってきたこ
とを物語っていると言えよう。
優勝に沸く慶応義塾大学(reported by 大門孝行・日本ラクロス協会強化部長)


Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.11.24