優勝チーム: ADVANCE-HANGLOOSE
日時:1998年11月14日(土)14:00 FaceOff
場所:東京・駒沢公園補助球技場スコア
チーム名
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
ADVANCE
1
2
2
4
9
ナニワラクロスクラブ
0
3
1
0
4
レポート
クラブチームリーグの日本一を決める大一番で先に主導権を握ったのはナニワだっ
た。
ポゼッション時間を圧倒的に支配し、アドバンスのディフェンスを焦らせると、第1
Q1分、8分と2度の2-MAN-UPのエキストラマンオフェンスのチャンスを迎えた。しか
し決定的な形でシュートを打つ事ができず、また、アドバンスのゴーリー嶋田(#17)
のファインセーブもあって得点を奪うには至らない。
逆にアドバンスは第1Q12分、ナニワのディフェンスが引きすぎて低くなった所を
キャプテン神西(#14)がゴール正面からゴール。
その後もペースはナニワが握っていたものの得点を奪うには至らず、1-0でアドバン
ス1点リードで第1Qを終えた。
第2Qもアドバンスの反則が目立ちナニワペースで試合は進む。第2Q1分、3分とい
ずれもエキストラマンでゴールを奪うと、エースの植田(AT,#32)も1on1から得点し、
1-3と一気に逆転した。しかし粘るアドバンスも8分、9分と立て続けにミディーから
ゴールを奪うが、その後はナニワのゾーンディフェンスを崩すことができず結局3-3
で前半を折り返す事となった。
第3Qは一進一退の攻防が続いた。6分またも相手反則で得たエキストラのチャンス
をナニワ田川(MF,#16)が得点すると、すぐにアドバンスも木田(MF,#3)の1on1からの
豪快なシュートで同点に追いつく。ここからナニワは攻撃が決定的場面を作り出す事
ができず、流れは一気にアドバンスに傾いてきた。18分にはブレイクのチャンスを
最後はアドバンス阿部(AT,#43)が確実に決め、5-4とアドバンス1点リードで終え
る。
最終第4Q、両チームにとって次の得点が試合を決定付ける重要なポイントだった。
しかし実にあっけなくアドバンスMF木田(#3)が1on1からゴールを決める。2点差と
なってから流れは完全にアドバンスペースとなり、焦るナニワは反則を犯し、攻撃も
単発で攻守のバランスが悪くなった。その後はポゼションを圧倒的に支配したアドバ
ンスがたたみかける様に3得点を重ね、結局9-4で東西決勝の幕は閉じた。
なお、MVPにはアドバンス木田裕士選手が選ばれた。
(reported by 渡辺慎也・クラブチーム連盟大会委員長、TALACO所属)
Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.11.17