<男子東日本クラブチームリーグ戦・プレーオフ>

優勝チーム: ADVANCE

日時:1998年11月3日(祝)15:50 FaceOff
場所:東京・江戸川区臨海球技場

スコア)
     ADVANCE 10−4 バレンティーア

icon2.gif (355 バイト)レポート

一昨年に日本一を経験したメンバーを中心としたADVANCE。対するバレンティーアは、様々な大学で主力だった昨年の卒業生中心の新チームだ。
今期、練習試合を合わせて4度目の対戦は、現在の日本における最高峰レベルの戦いが期待された。前回のリーグ予選では、11-7でADVANCEが勝っている。

ADVANCEは開始直後、#15吉田のゴールに始まり立て続けに3点を奪った。結果、バレンティーアはこれ以降、この3点差を縮めることが出来ず、ADVANCEが10-4で2年ぶりの優勝を飾った。

注目されたバレンティーアの#6村松、#43丸山のALL JAPAN両ATのホットラインは、前半村松が以前からの怪我により退場。それによりADVANCEのDFは、予想に反してバレンティーアATに得点を許さなかった。それに応えるかのように、本来MF中心のADVANCEは、ATが6得点という意地を見せた。

両チームとも、ALL JAPANもしくはそれに準ずる力を持つプレーヤーが数多く所属し、全日本選手権大会でもこれだけのレベルの試合を観ることは難しいのではないかとも思われる。
結成1年目で、惜しくも敗れたバレンティーアは、全日本選手権大会への出場を逃し、多くの人の目に触れることは出来なかったが、間違いなく素晴らしいチームであり、今後の可能性を期待させた。また、今後、クラブチームリーグ東西決勝、全日本選手権大会でのADVANCEの動向には要注目である。

(reported by 田中育郎・東京ラクロスクラブ所属)


Copyright(C)@Japan Lacrosse Association1998.11.3